人口

2016年7月の60歳から64歳正社員は140万人、6万人増加

「2016年7月の55歳から59歳正社員は315万人、5万人減少」でしたが、60歳から64歳層は140万人で、6万人増加しています。人口に占める割合も高くなってきています。60歳以上への定年の引き上げなどが影響してこの割合には上方トレンド…

2016年7月の55歳から59歳正社員は315万人、5万人減少

「2016年7月の50歳から54歳正社員は383万人、12万人増加」でしたが、55歳から59歳の正社員はは315万人で5万人減っています。(追記)男性は230万人で2万人減少です。 この年齢層は50歳から54歳までと比べても60歳から64歳…

2016年7月の50歳から54歳正社員は383万人、8万人増加

50歳から54歳はこれまでは人口が増えていた年齢層です。ここ数か月減り始めているので、一時的に減っていくのかもしれませんが、まだはっきりしたことは言えません。人口は790万人で一つ下の45歳から49歳に比べて120万人ほど少ないのです。5…

2016年7月の45歳から49歳正社員は450万人、25万人増加

「7月の40歳から44歳正社員は499万人、6万人増加」の続きです。 45歳から49歳層には人口が最も増えているという特徴があります。第二次ベビーブーム世代がこの年齢に達してきているからです。この年齢層は2年前に比べて55万人6.4%増えて…

7月の40歳から44歳正社員は499万人、6万人増加

「7月の35歳から39歳正社員は426万人、23万人減少、厳しい」で取り上げた35歳から39歳層は人口が急速に減っているのですが、40歳から44歳はまだあまり人口が減っていません。2年前の7月が976万人で今年が969万人ですから7万人、…

7月の35歳から39歳正社員は426万人、23万人減少、厳しい

「7月の30歳から34歳正社員は399万人」の続きです。 この年齢層は、2年前の7月には873万人いましたが、今年、2016年の7月には808万人に減少しています。2年間で65万人、7.4%も減っています。5年後には720万人に減る見込みで…

7月の30歳から34歳正社員は399万人、4万人増加

「7月の25歳から29歳正社員は370万人」でしたが、年齢別正社員シリーズをさらに続けます。 30から34歳です。男女とも結婚する人が多い年代です。この年齢層の人口は、2年前の7月には749万人でしたが、今年の7月には720万人です。2年間で…

7月の25歳から29歳正社員は370万人、6万人減少

今回は「7月の22歳から24歳正社員は191万人」より、少し上の世代を取り上げます。この年齢ですと通学のみは15万人、通学の傍ら仕事は5万人です。学生はほとんどいません。現時点では人口は650万人弱です。 7月は正社員数、人口に占める正社員…

2016年の出生数(4月分)2015年確定数反映

人口動態統計の2015年分の確定数が発表されましたので、「2016年の出生数(4月分)」を改訂します。 2015年1月分が大幅に上方修正されたので、2016年4月までの累計は前年を1万人以上下回ったことになります。ただ、例年、各定数に変更される…

2016年の出生数(4月分)

2015年分確定数が発表されましたので、このエントリーの内容は古くなっています。新しいものをトラックバックしてありますので、そちらをご覧ください。 「2016年の出生数(3月分)」に続いて4月の出生数も78,698人で前年同月を4,160人…

20/21歳正社員は3万人減少、60万人割れ、まだ労働供給には余裕がある

前年に比べ悪化しています。もっとも前年の7月の数字が実態より良く出ていた可能性はあります。2歳だけですと、どうしても数字のブレが大きくなります。 正社員の数(万人)月2014年2015年2016年差1月44484912月44494903月45…

7月の22歳から24歳正社員は191万人、8万人増加

「6月の22歳から24歳正社員は194万人」でしたが、7月は191万人でした。前年に比べ、正社員の人数、人口に占める割合とも改善しています。 22~24歳の正社員は191万人で、前年同月と比べると8万人増えています。3月は20万人、4月は1…

2016年の出生数(3月分)

3月分の概数が発表されました。 「2016年の出生数(1,2月分)」で「できれば、男性の雇用の改善、結婚増加、出生増加とつながるといいのですが。2016年の1月と2月を合わせると、1%まで入っていませんが、やや減っています。」と書いたのですが…

20/21歳正社員も60万人回復、まだ労働供給には余裕がある

6月は63万人と4月の水準まで回復しました。通常、正社員の数は4月、5月がピークでその後は下がるのですが、異例の事態です。統計のブレという可能性もありますが、20歳、21歳の正社員が前年、全前年を上回っていることは確かでしょう。この年齢層…

6月の22歳から24歳正社員は194万人

「5月の22歳から24歳正社員は197万人」でしたが、6月は194万人です。前年に比べ、正社員の人数、人口に占める割合とも改善しています。 22~24歳の正社員は194万人で、前年同月と比べると3万人増えています。3月は20万人、4月は11…

2016年の出生数(1,2月分)

「2015年の出生数は、100万人を超え、前年も超えた。」のですが、2016年はどうなるのでしょうか? できれば、男性の雇用の改善、結婚増加、出生増加とつながるといいのですが。2016年の1月と2月を合わせると、1%まで入っていませんが、やや減…

5月の22歳から24歳正社員は197万人

5月分の労働力調査の結果原表Ⅰ-2からデータをとりました。http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001154358 22~24歳の正社員は197万人になりました。前年同月と比べると3万人増えています。3月は20万人、4月は11万人増だった…

20/21歳正社員も60万人割れ、まだ労働供給には余裕がある

総務省統計局の労働力調査による20歳、21歳の正社員の数です。ここまで絞るとサンプルサイズが小さくなり統計の値が不安定になるのは避けられません。人口の数字も不安定です。 「人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 20/21歳正社員」でも書きま…

22歳から24歳正社員が200万人を突破

4月分の結果が発表されました。 4月分の労働力調査の結果原表Ⅰ-2からデータをとりました。http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001153295 22~24歳の正社員は201万人になりました。前年同月と比べると11万人も増えています。3月…

ポスト氷河期世代のコーホート合計特殊出生率

ポスト氷河期世代をどう定義するのか、難しいのですが、とりあえず1981年から1985年生まれとしておきます。 「氷河期世代のコーホート合計特殊出生率」でやったのと同じように計算をします。 平均出生数(人)年齢1966から70年生まれ1981…

氷河期世代のコーホート合計特殊出生率

「2015年の出生数は、100万人を超え、前年も超えた。」ことも重要ですが、女性の出産行動も重要です。一定年齢までに何人の子供を産むかというのは、女性が生まれた時代によって変化を続けています。基本的には晩産化が進み、出生人数が減っていくの…

2015年の出生数は、100万人を超え、前年も超えた。

「11月は出生数増加、15年の100万人割れは回避できたよう」と書いていましたが、実績は1,005,656人でした。14年の出生数、1,003,532人を2,117人上回りました。 年後半、前年を下回ることが多くなっているので、これが来年も…

20/21歳正社員 2016年3月

総務省統計局の労働力調査による20歳、21歳の正社員の数です。ここまで絞るとサンプルサイズが小さくなり統計の値が不安定になるのは避けられません。人口の数字も不安定です。 「人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 20/21歳正社員」でも書きま…

人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 22歳から24歳正社員 206年3月

から時間が空きましたが、若年層の雇用状況です。 3月分の労働力調査の結果原表Ⅰ-2からデータをとりました。http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001151855 3月は、2014年、2015年とも正社員の数が前月より減っていたので。今年も…

未婚の男性正社員の数

労働力調査では、配偶関係別の労働者数を報告しています。 未婚の男性正社員はどれぐらいいるのか、2016年2月で見てみました。こんな数字です。なお、未婚は文字通り結婚したことがないという意味で、現在単身であっても結婚経験のあるものは含みません…

11月は出生数増加、15年の100万人割れは回避できたよう

11月の出生は前年同月に比べて644人上回りました。「10月も出生数は減少」で示したように7月から10月まで4か月連続して前年同月を下回っていたのですが、5か月連続減少は免れました。 12月に82,562人生まれていたら100万人割れを回避…

人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 20/21歳正社員

総務省統計局の労働力調査で20歳、21歳の正社員の数を調べてみました。ここまで絞るとサンプルサイズが小さくなり統計の値が不安定になるのは避けられません。 1年間で対象者の二分の一が入れ替わるので労働市場の変化を素早く捉えられるという利点もあ…

人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 22歳から24歳正社員

「人的資本の生産が増えているかもしれない根拠 15歳から24歳正社員」について 総務省統計局の労働力調査で22歳から24歳の状況を調べてみました。この年代は大学を卒業した位の年齢です。高校や専門学校を出て働いている人もいます。大学院へ通って…

10月も出生数は減少

「7、8月に続いて9月も出生数は減少」の続きです。10月分が発表されました。前年同月比2,813人、3.2%の大幅減少です。7月から4か月連続の減少です。 10月までの過去1年間では1,007,409人です。11月、12月とも10月のような…

ポジティヴな人手不足 対策は不要

しばしば語られる人手不足のストーリーは次のようなものである。 1 少子高齢化が進み、生産年齢人口が減る。 2 生産年齢人口が減ると、労働力人口も減る。 3 労働力人口が減ると、就業者も雇用者も減る。 4 企業は、現在雇用している労働者数も維持でき…