2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

販売側からみた消費 昨年との比較2月 外食

「販売側からみた消費 昨年との比較2月 小売店」で示したように小売店は前年比マイナスでしたが、外食は全体ではプラスです。昨年がうるう年だったことを考えると1.8%の増加はかなり高い伸びと考えていいと思われます。 外食店の販売額の変化 前年同月…

毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2017年1月確報)

「毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2016年12月確報)」について の続きです。 今回から規模30人以上事業所のサンプルが抽出替えをされ、結果に多少の差が出ている可能性があります。 常用雇用は合計では2%台前半の増加が続いています。このうち…

販売側からみた消費 昨年との比較2月 小売店

「販売側からみた消費 昨年との比較2月 乗用車」の続きで小売店です。 2月の小売店売り上げはすべて前年同月比マイナスとなっています。特殊要因があり前年がうるう年だったため月の日数が1日少なく(3.4%)、土曜日が1日減っています。日々の買い物…

販売側からみた消費 昨年との比較2月 乗用車

2月分です。 「販売側からみた消費 昨年との比較1月 百貨店、チェーンストア」では、「耐久消費財の代表である乗用車も販売もそれほど増えているわけではありませんが、前年比改善傾向にあるようです。ただ、軽自動車は不振です。」と書いていたのですが、…

労働市場の調整期間(備忘)

過去20年間を振り返っての感想。 単純すぎるが。 市場での調整には価格の変化と量の変化がある。市場は普通、フローの市場とストックの市場がある。常用者であれば、レンタカーの貸借がフローの市場であり、乗用車そのものを売買がストックの市場である。 …

当面の景気見通し

2016年10-12月期のGDP二次速報が公表された(http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/gaiyou_top.html)のを契機に当面の景気見通しをメモしておく。 消費と民間設備投資の堅調な増加を原動力として、景気はこれまで以上のペース…

25歳から44歳の男性の1月の就業率は、リーマンショック前の水準を下回っている

労働力調査1月分です。 1月の男性の年齢階級別就業率(%)年齢1997年2008年2017年97年との差08 年との差25~34歳93.990.790.3△3.6△0.435~44歳95.893.994.1△1.70.245~54歳95.993.…

2月の勤労者家計の雇用環境見通し

「1月の勤労者家計の雇用環境見通し」で「2016年12月に続いて、前年同月比改善しています。3年前の2014年ほどではないですが、良くなってきています。」と書きましたが、2月も前年同月比改善しています。これで3か月連続で改善です。2月の改善…

事業所規模別のパートタイム労働者

「毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2016年12月確報)」と少し趣を変えて、パートタイム労働者の1時間当たり所定内給与と労働投入量の動きです。備忘のために。 パートタイム労働者の1時間当たり所定内給与と労働投入 前年同期比(%)年期5人以上給…