2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

35歳から54歳の男性の5月の就業率はリーマンショック前を下回っている

「35歳から54歳の男性の4月の就業率はリーマンショック前を下回っている」に続いて5月も下回っています。 5月の男性の年齢階級別就業率(%)年齢1997年2008年2017年97年との差08 年との差25~34歳94.491.091.4△3.00…

1時間当たり所定内給与4月分確報

4月分確報結果です。 1時間当たり所定内給与の変化率(%)年一般労働者パートタイム差1994年2.51.21.31995年1.50.31.21996年1.51.00.51997年3.31.61.71998年1.11.9△0.81999年1.0…

毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2017年4月確報)

4月分の確報が出ました。三月分ではパートタイム労働の投入が前年同月比マイナスになったことが注目点でしたが、4月にはプラスに戻りました。 常用雇用は合計ではこれまで2%台前半の増加が続いていましたが、4月は2.6%と加速しています。このうち一般…

高付加価値経済に向けての官民役割分担

「労働市場のタイト化が進んでいくと何が起こるのか?」の続編です。 「人手不足対策」についていろいろ議論が行われています。私は、労働市場がタイトになっていることは認めるものの、現時点では、日本経済全体を見れば労働力人口も就業者も労働投入も順調…

失われた20年?

「毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2017年4月速報)」などでは、月々の動きを追っています。毎月勤労統計はそういう目的のために作られている速報統計なので、声が本来の使い方です。 しかし、長期的な変化を見るのにも使えます。そこで今回は、労働…

家計消費指数(17年4月)総世帯

「家計消費指数(17年4月)」は、二人以上世帯でしたが、これに単身世帯を加えた総世帯もあります。概念的にはカバーする範囲はこちらの方が広いのです。.また単身世帯は増える傾向にあります。 が、単身世帯の調査は難しいこともあり、精度はどうでしょ…

家計消費指数(17年4月)

家計消費指数の動きです。とりあえず。世帯当たりの消費の指数で、人数調整はされていません。 4月は全世帯(勤労者世帯を含む)の名目がプラスになりました。その反面、勤労者世帯がマイナスに転じています。 家計消費指数二人以上世帯(対前年同月比%)…

1時間当たり所定内給与4月分速報

「1時間当たり所定内給与(1月から3月)確報」に続いて、4月分速報です。速報であることを〔 〕で示します。確報が出れば修正します。 1時間当たり所定内給与の変化率(%)年一般労働者パートタイム差1994年2.51.21.31995年1.50…

毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2017年4月速報)

「毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2017年3月確報)」に速報の数字のみ追加します。コメントは3月分のままです。 今回の注目点はパートタイム労働の投入が前年同月比マイナスになったことです。 常用雇用は合計では2%台前半の増加が続いています…

販売側からみた消費 昨年との比較5月 乗用車

「販売側からみた消費 昨年との比較 4月外食 」に続いて5月です。 乗用車は5月も好調です。軽自動車は前年の反動もあります。一昨年をわずかに下回る水準です。家計調査ではどう出るでしょうか。家庭用ガスの4月も追加しました。 四輪乗用車の販売台数の…

5月の勤労者家計の雇用環境見通し

「4月の勤労者家計の雇用環境見通し」に引き続き前年同期に比べて改善しています。しかし、改善幅は4月より小さくなりました。 なお、4月から勤労者世帯を正規雇用と非正規雇用に分けたものが発表されていますが、正規雇用は前年5月の44.8から3.5改…