2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「男女の労働力率比率」その2

「男女の労働力率比率」の続きで、80%台前半の国です。いろいろな国があって、これといった特徴は見出せません。 男女の労働力率の割合(%)国割合オーストラリア84ベルギー84ハンガリー83スペイン82ポーランド81スロバキア81アイルランド8…

男女の労働力率比率

「不可解なジェンダーギャップ指数・女性の就業率」記事の謎が解けました。」では日経新聞の記事を批判しましたが、批判ばかりもなんなので、主な国の男女の労働力率の割合、女性労働力率÷男性労働力率(%)を元データで調べてみました。 まず、90%台の国…

「不可解なジェンダーギャップ指数・女性の就業率」記事の謎が解けました。

「不可解なジェンダーギャップ指数・女性の就業率」について元のデータに当って調べてみました。 元のデータは、World Economic Forum の 「Gender Gap Report 2013」です。236ページが日本のデータです。 日本経済新聞の記事には二つおかしなところがありま…

不可解なジェンダーギャップ指数・女性の就業率

本日(2014年5月26日)の日経新聞朝刊の「GROBAL DATA MAP」に日本の女性の就業率が男性の63,64%というグラフが載っています。記事によると「各データは世界経済フォーラムが136カ国・地域を対象にまとめた『グローバル・ジェンダー・ギャップ。リ…

配偶者控除の廃止で、女性の社会進出?大仰な。

配偶者控除の廃止、見直しが話題になっています。公平性とかいろいろな論点があると思いますが、その中で、女性の社会進出の障害をなくすためという議論があるようです。何とも大仰な議論だと感じます。 女性をいくつかのカテゴリーに分けて、廃止の効果を考…

雇用と賃金を考える(2014年3月・常用労働者)

毎月勤労統計の3月確保が先日発表されました。 (以下、%はすべて前年同期比です。) 賃金から見ていきます。 「雇用と賃金を考える(2014年2月・常用労働者)」で、「なかなか判断が難しい数字」と書きましたが、3月も難しいです。 理由は同じで、フルタ…

解雇の金銭解決

「長谷川主査提出資料がダメな件(2)解雇規制の話など」で取り上げられている長谷川主査のペーパーの関連部分は次の通りです。 Ⅲ.予見可能性の高い紛争解決システムの構築 ○我が国の働き方にかかるルールは極めて不透明であり、それは、新たな雇用創出や対…

日経「人手不足経済」下

「日経「人手不足経済」中」の次、最終回は「泥縄式の外国人活用」です。まあ、人手不足に対する定番とも言えそうな記事の内容です。 外国人技能実習生の話と介護士の話。介護施設で高齢者と直接接触する介護士が言葉が分からなくていいのか、コミュニケーシ…

日経「人手不足経済」中

「人手不足経済」中では「日経「人手不足経済」上」の続きで「かみ合わぬ需給」いうタイトルで介護労働力の不足の問題を取り上げています。 最初にハローワークでの声を拾っています。 「介護分野?低賃金で重労働。考えたこともない。」 働き手に社会保障分…

日経「人手不足経済」上

日本経済新聞が朝刊一面で「人手不足経済」という3回の連載をしていました。興味を持って呼んだのですが、あまり感心しませんでした。 第1回は「成長の天井」というタイトルでした。冒頭は、建設業者が破産した話から始まっています。 「公共事業拡大で業況…