「
男女の労働力率比率」の続きで、80%台前半の国です。いろいろな国があって、これといった特徴は見出せません。
さらに続きで70%台の国。ここに日本が入っています。
70%未満の国。
男女の労働力率の割合(%)国 | 割合 |
---|
イタリア | 69 |
チリ | 66 |
インドネシア | 62 |
メキシコ | 56 |
トルコ | 40 |
インド | 36 |
ついでですが、日本の15歳以上の
労働力人口の比率は、2003年には男74.1%、女48.3%でした。男性を100%とすると女性は65.2%でした。2013年には男は70.3%に落ち、女は48.9%に上がっています。比率は69.6%です。男性が下がったのは、ほとんどは65歳以上人口の増加によるものです。というのは15歳から64歳に限ると84.6%で変化がないからです。女性があまり上がらなかったのも同じ理由です。15歳から64歳では60.0%から65%まで上がっているからです。今後65歳以上人口が増加していくと男女とも
労働力人口が比率が下がり、特に長寿者の多い女性では下がり方が激しいでしょう。この結果、
ジェンダーギャップ指数は下がるのではないかと思われます。
男女の比率は15歳から64歳に限れば、2003年の70.9%から76.8%に上がっています。したがって、
ジェンダーギャップ指数とは逆に男女の差はなくなっていくでしょう。
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