2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

バツイチ日本人男性は、外国人女性に持てるのか?

2004年に結婚した日本人男性は、711,813人いました。このうち初婚は585,447人、再婚は126,366人でした。意外に再婚が多いです。 さて、初婚男性と再婚男性では結婚のパターンに差があります。まあ、当たり前でしょう。 その中で結…

夕張市の症例研究 その3

「夕張市の症例研究 その2 足による投票」について 夕張市が、再建案を住民に説明しています。http://www.city.yubari.hokkaido.jp/cgi-bin/odb-get.exe?wit_template=AM020000 厳しい内容ですが、これがナショナルミニマムを割っているとは言えません。 小…

10月の貿易収支黒字幅は再び縮小

8月は貿易収支の黒字が2005年8月の2倍近いものになり、9月(速報)も貿易黒字が改善していました。2ヶ月続いて改善をしていたのですが、10月(速報)は、再び貿易黒字幅が縮小しました。2005年10月に比べ、24.8%の減少です。 「9月も…

「財政再建の第一歩」を踏み出す好機到来

「財政再建の第一歩」を踏み出すいい機会が巡ってきたようです。 最近の報道によると、2005年度の決算の剰余金が9千億円、2006年度の税収が予算を4兆円上回る見込みです。合計すると5兆円弱です。 緊急の支出もあるでしょうが、相当な余剰が生じ…

政策目標としての潜在成長率の政治的利点

経済の専門家であるecon-economeさんが、潜在成長率の引き上げを政策目標とすることについて議論を展開されています。(http://d.hatena.ne.jp/econ-econome/20061029) まことに、妥当なご議論だと思うのですが、惜しむらくは、政治的側面への考察が欠けて…

銀行の税金 その5

「銀行の税金 その3」で2006年3月の主要銀行の決算を紹介しました。 今度は2006年9月期決算が発表されました。3大金融グループの繰り延べ税金資産の変化と法人税等調整額の結果をご紹介します。また、今回は、法人税、住民税、事業税の額も追加…

都道府県の人口

都道府県の人口について考えて見ます。 複雑なことはしません。日本人を39歳以下と40歳以上に分けます。そして、各々の中で各都道府県の人口のウェイトを計算します。 結果はこんな風になりました。若年と書いたのは39歳以下、中高年と書いたのは40…

若者の就職-19年3月卒 その4

「若者の就職-19年3月卒 その3」で書いたように、日本全体では高校生に対する求人が求職を上回っています。ですから、もし卒業する学校から遠く離れたところに就職する気になれば、就職の口がないわけではありません。「若者の就職-19年3月卒 その…

若者の就職-19年3月卒 その3

「若者の就職-19年3月卒 その2-」で予告した高校生の地域別の事情の検討です。 まず、データから。 地域別に見た高校生の就職事情 1 (万人、倍)地域求人求職求人倍率求人超過全国284,959197,5191.4487,440北海道5,876…

若者の就職-19年3月卒 その2-

「若者の就職-18年3月卒最終-」で、18年3月卒業の学生、生徒の18年度末での就職状況を、書きました。 今度は19年3月卒業予定者の状況です。高校生が9月末、それ以外は10月1日の状況です。 データはここです。 大学生など、http://www.mhlw.…

「所得と中絶」について

「所得と中絶」に、廣瀬さんから東京がはずれ値なのはなぜかというお尋ねがありました。 東京都は中絶率が特に高いわけでも低いわけでもなく、突出して一人当たり都民所得が高いのです。大阪、愛知とは比較になりません。偉大なる田舎という表現があったよう…

所得と中絶

「実質DDPを高めることが潜在実質GDP成長率を高めることに繋がるか?」で、景気と人口の変化の関係を調べてみました。 これに関連して、もう一つ考えてみます。所得と妊娠中絶の関係です。所得が高いと妊娠すれば、そのまま子供を産む、貧しいと中絶してしま…

安倍政権の経済政策

「実質DDPを高めることが潜在実質GDP成長率を高めることに繋がるか?」にecon-economeさんからコメントをいただきました。それに触発されてのエントリーです。 安倍政権の潜在成長率引き上げ政策を軸にいろいろな立場を整理してみようと思います。 まず、安…

実質GDPを高めることが潜在実質GDP成長率を高めることに繋がるか?

econ-economeさんのエントリー(http://d.hatena.ne.jp/econ-econome/20061030/p2)とは逆の問題を考えて見ます。 潜在実質GDP成長率(面倒ので、これ以後は潜在成長率にします。)は、技術の進歩(その活用度)、資本の成長、労働力の量的、質的な成長から…