2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中途採用者の賃金上昇

賃金構造基本統計調査が発表されたので、少し中途採用者の賃金について。 この調査では性、年齢、学歴、勤続、産業、企業規模別の所定内給与が示されています。学校を卒業してから何年かたった年齢の勤続年数0年(1年未満という意味です。)の賃金は中途最…

毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2016年12月確報)

「毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2016年11月確報)」に続いて12月分が発表されました。11月と同じ傾向が続いています。 常用雇用は合計では2%台前半の増加が続いています。このうち一般労働者(フルタイム労働者)は1.9%の増加です。パートタ…

販売側からみた消費 昨年との比較1月 百貨店、チェーンストア

需要側から見ると、「1月の勤労者家計の雇用環境見通し」で書いたように12月から雇用環境の見通しが前年比改善しており、これを背景に勤労者家計の消費は改善の傾向が見えてきたようだと考えていました。 「販売側からみた消費 昨年との比較1月 コンビニ」…

販売側からみた消費 昨年との比較1月 コンビニ

需要側から見ると、「1月の勤労者家計の雇用環境見通し」で書いたように12月から雇用環境の見通しが前年比改善しており、これを背景に勤労者家計の消費は改善の傾向が見えてきたようだと考えていました。「販売側からみた消費 昨年との比較1月 乗用車」のと…

配偶者控除、配偶者特別控除、3号被保険者制度

この三つは、労働供給、特に女性の労働供給に大きな影響を与えるとされている。そして、それらは労働市場をゆがませ、正社員と非正社員の格差につながるとして、あるいは実質的に男女の格差を生み出すとして、廃止が主張される。 しかし、配偶者控除(https:…

QE一次速報

明日、QE(4版期のGDP)の一次速報が発表される予定である。 これを作るためには政府のリソースが投入されているのだが、果たしてそれに見合った成果、誰かの意思決定に役立つことがあるのだろうか? QEといえどもGDPの体系の中にあるのだから、一次統計を利…

販売側からみた消費 昨年との比較1月 乗用車

「販売側からみた消費 昨年との比較12月 スーパーマーケット」で、12月分は終わりで、今回から1月分です。 需要側から見ると、「1月の勤労者家計の雇用環境見通し」で書いたように12月から雇用環境の見通しが前年比改善しており、これを背景に勤労者家計の…

1月の勤労者家計の雇用環境見通し

「勤労者家計の雇用環境見通し好転」2107年1月分が発表されました。2016年12月に続いて、前年同月比改善しています。3年前の2014年ほどではないですが、良くなってきています。 雇用そのものの改善は続いていましたので、それが実感されるよ…

25歳から44歳の男性の12月の就業率は、リーマンショック直後を上回った

「25歳から44歳の男性の11月の就業率は、リーマンショック(2008年9月15日)直後を下回っている」でしたが、12月は、少し上回りました。ただ、どういうわけか、25歳から34歳だけが1ポイント近く下回っています。11月に続いて90%を割っ…