2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お父さんのアンペイドワーク

「お父さんの自由時間」の続きです。 30歳台、お母さんも雇用されているお父さん達のうちどれぐらいが平日にアンペイドワークをしているのでしょうか? 家事 18.9%。5人に一人しか家事をしていません。 育児 9.7%。10人に一人です。 買い物 8…

お父さんの自由時間

「「PTAと運営委員会とに、お父さんの参加求む!!」について」に、シーラカンスさんからこんなコメントをいただきました。「お父さんたちの平日の平均した「自由時間」は4時間もあんですね。うらやましい。」 いや、そうでもないのですが・・・・。 そ…

「PTAと運営委員会とに、お父さんの参加求む!!」について

「PTAと運営委員会とに、お父さんの参加求む!!」で、シーラカンスさんが書かれている保育園のPTAのお話。お父さん達はどれぐらいのアンペイドワークをしているのか?総務省の統計局が発表しました。 平成13年社会生活基礎調査の特別集計です。 htt…

「「「ちょっと変だよ、日経新聞 基礎的財政収支」について」の補足」について

「「「ちょっと変だよ、日経新聞 基礎的財政収支」について」の補足」について の続きです。 名目成長率が長期利子率より低かったり、基礎的財政収支が赤字であったりしたときに、財政の持続を可能にするためにはどのような条件が必要か?これが問題です。 …

「「ちょっと変だよ、日経新聞 基礎的財政収支」について」の補足

「「ちょっと変だよ、日経新聞 基礎的財政収支」について」を少し、補足しておきます。 財政再建について、やや経済学の教科書的な説明です。 財政を考えるとき、重要なのは財政を運営し続けられるかどうかです。 そのための条件は、税府の収入に占める利払…

「ちょっと変だよ、日経新聞 基礎的財政収支」について

去年の終わりに、「ちょっと変だよ、日経新聞 基礎的財政収支」で、日経新聞の基礎的財政収支の理解の不足について書いたのですが、今日(2006年3月19日)もおかしな記事が載っていました。「視点」の「ニュース入門」という欄の「名目成長率と長期金…

生活保護と最低賃金

生活保護の受給者が増え続けています。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/gyousei/fukushi/m05/12.html さて、hamachanさんのエントリー「水子供養 又は 日本のフリーターはなんと健気なことか(http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/p…

「もはやシャレにも何にもなりません」について

「もはやシャレにも何にもなりません」を書かれたシーラカンスさんの旦那様の働きかた。 労働法についてなら「違法」かどうか微妙ですね。 所定外労働時間なら、労働組合か労働者を代表する者との間で協定を結んでいて、その範囲内なら合法。結んでいないか…

「残業をなくす方法」について

「残業をなくす方法」について 有給休暇の取得率の実態はこのようになっています。 http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/data-rou8/data16/shuro-h16-11.xls この制度の変遷については、こちらをどうぞ。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/20…

「「若者の就職」について」について

「「若者の就職」について」の続きです。 「これからの若者は職場を見つけられるか? その1」で、若者が仕事を見つけるためにどれぐらいの仕事の口が必要かを計算しました。 今年3月卒の大学生などの就職希望者数、2月1日現在の内定者数など、http://www…

市場化テスト その7

「市場化テスト その6」の続きです。 国家公務員の行動を規制し、国家の望む行動をとらせるシステムを整理してみると、こんな風になっています。一般的なものから特殊なものの順に並べてみました。 1 一般の労働者にも適用される禁止・・・違反には刑罰 業…

市場化テスト その6

「市場化テスト その5」の「服務」の続きです。 国家公務員の場合。 6 信用失墜行為の禁止(国家公務員法第99条) 「職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。」 これへの違反には罰則はありません。違…

作ったもの、使えるもの

作ったもの(生産) 2005年のGDPが発表されました。http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe054/jissuu.html GDPというのはグロス ドメスティック プロダクト 粗国内総生産です。2005年に国内で作られたものやサービスの総量です。 作った量であればト…

消費者物価上昇

1月の消費者物価が前年同月比0.5%上昇しました。 http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm この原因と効果を考えてみます。 まず、原因から。 表3の寄与度から明らかなように、物価を押し上げたのは、水道光熱が0.25%、交通通…