2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2015年6月になってもまだ男の普通の仕事は足りない

6月分の労働力調査の結果が発表されました。 6月の男性の年齢階級別就業率(%)年齢1997年2008年2015年97年との差08年との差25~34歳94.691.290.1△4.5△1.135~44歳96.393.793.3△3.0△0.445…

今年の出生数は100万人を割るか?

厚生労働省が人口動態統計の2015年2月分概数を発表しました。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2015/02.html 出生数は年々減ってきています。2014年には、1,003,532人にまで減りました。子どもを産むような年齢の女…

貿易収支は改善している

2015年7月24日の日本経済新聞朝刊によると、「民間エコノミストの間で4~6月期の国内総生産(GDP)が前期比マイナスになるとの見方が広がっている。財務省が23日発表した4~6月期の貿易統計(通関ベース、速報値)で、輸出が伸び悩んだためだ…

D国の踏み倒し

「D国の怒り、G国の不満」の前にあったかもしれないこと。 その昔、ある大陸の西側で多くの国を巻き込んだ、あるいは多くの国が好き好んで自ら巻き込まれていった大戦争があった。E国もF国もD国もR国もこの戦争は短期間で終わると思っていたらしいのだ…

販売側からみた消費 一昨年との比較 6月

「販売側からみた消費 一昨年との比較」の6月分です。 4月、5月のプラスに対してマイナスになっています。 小売店の販売額の変化 前前年同月比(%)月百貨店チェーンストアコンビニ4月0.61.61.75月1.83.40.86月△4.2△2.5△1.…

D国の怒り、G国の不満

経済学の理論を学ぶと、世界の認識が変わる。普通の日常生活の感覚からとらえた世界と経済理論に基づいて認識した世界は異なることがある。仏教を学んでも同じである。変えることのできない現実を変えようとすることほどむなしいことはない。変えることので…

毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2015年5月分確報)

「毎月勤労統計でみる労働経済の動き(2015年4月確報)」の続きです。 5月分の確報が発表になりました。 常用雇用は、全体では2.0%の増加です。15年に入ってから2%程度の伸びが続いてます。フルタイム労働者(一般労働者)の増加率は1.4%…

銀行の繰延税金試算、ほぼ消滅

26年度の決算(単体)が発表されました。25年度を書き忘れてしまったので、二つの年度について説明します。 経常利益は、25年度に5兆円を超え、26年度も5兆円越えを達成しています。特別利益、損失を加減した後の税引き前当期利益は、25年度は5兆円を超えまし…

6月の自動車(登録車)販売

6月分が発表されました。何分、土地勘がないもので、特殊事情があるのかもしれませんが(曜日の関係とか)、「5月の自動車(登録車)販売」で、書いたのとは異なり6月は乗用車が一昨年同月に比べて増加しました。貨物車、バスは5月までと同様に一昨年同月…