2015年6月になってもまだ男の普通の仕事は足りない

6月分の労働力調査の結果が発表されました。 6月の男性の年齢階級別就業率(%)
年齢1997年2008年2015年97年との差08年との差
25~34歳94.691.290.1△4.5△1.1
35~44歳96.393.793.3△3.0△0.4
45~54歳95.293.592.2△3.0△1.3
6月の男性の人口と仕事の不足(万人)
年齢人口1997年2008年
25~34歳71032
35~44歳92228
45~54歳8332511
25~54歳2,4658522
1997年の欄には、1997年並みの就業率にするために追加する必要な就業者の数を示している。2008年も同じ。 リーマンショック前の就業率を回復するためには22万人分の仕事の口が必要です。金融危機前を目指すなら85万人分です。 気がかりなことがあります。「2015年5月になってもまだ男の普通の仕事は足りない」と比較していただくとわかるのですが、ほとんど改善していません。ここ2か月前年よりも就業率が下がっています。それなりの仕事の口の確保に向けて努力が注がれるべきです。 人気blogランキングでは「社会科学」の14位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング