出生

2016年の出生数(5月分、6月分)

「2016年の出生数(4月分)2015年確定数反映」に続いて、5月分、6月分です。半年分です。 2015年1月分が大幅に上方修正されたので、2016年6月までの累計は前年を1万5千人以上下回ったことになります。ただ、例年、各定数に変更される…

2016年の出生数(4月分)2015年確定数反映

人口動態統計の2015年分の確定数が発表されましたので、「2016年の出生数(4月分)」を改訂します。 2015年1月分が大幅に上方修正されたので、2016年4月までの累計は前年を1万人以上下回ったことになります。ただ、例年、各定数に変更される…

2016年の出生数(4月分)

2015年分確定数が発表されましたので、このエントリーの内容は古くなっています。新しいものをトラックバックしてありますので、そちらをご覧ください。 「2016年の出生数(3月分)」に続いて4月の出生数も78,698人で前年同月を4,160人…

2016年の出生数(3月分)

3月分の概数が発表されました。 「2016年の出生数(1,2月分)」で「できれば、男性の雇用の改善、結婚増加、出生増加とつながるといいのですが。2016年の1月と2月を合わせると、1%まで入っていませんが、やや減っています。」と書いたのですが…

2016年の出生数(1,2月分)

「2015年の出生数は、100万人を超え、前年も超えた。」のですが、2016年はどうなるのでしょうか? できれば、男性の雇用の改善、結婚増加、出生増加とつながるといいのですが。2016年の1月と2月を合わせると、1%まで入っていませんが、やや減…

自由参入と品質保証

「保育所について」で、書いた件について、「国政選挙論点シリーズ(1)」で、次のような提案が行われています。 具体的な流れはこうです。まずは、国が「すべての児童に幼児教育の権利」を保障します。その権利の対価として、すべての児童が保育サービスの…

ポスト氷河期世代のコーホート合計特殊出生率

ポスト氷河期世代をどう定義するのか、難しいのですが、とりあえず1981年から1985年生まれとしておきます。 「氷河期世代のコーホート合計特殊出生率」でやったのと同じように計算をします。 平均出生数(人)年齢1966から70年生まれ1981…

氷河期世代のコーホート合計特殊出生率

「2015年の出生数は、100万人を超え、前年も超えた。」ことも重要ですが、女性の出産行動も重要です。一定年齢までに何人の子供を産むかというのは、女性が生まれた時代によって変化を続けています。基本的には晩産化が進み、出生人数が減っていくの…

2015年の出生数は、100万人を超え、前年も超えた。

「11月は出生数増加、15年の100万人割れは回避できたよう」と書いていましたが、実績は1,005,656人でした。14年の出生数、1,003,532人を2,117人上回りました。 年後半、前年を下回ることが多くなっているので、これが来年も…

11月は出生数増加、15年の100万人割れは回避できたよう

11月の出生は前年同月に比べて644人上回りました。「10月も出生数は減少」で示したように7月から10月まで4か月連続して前年同月を下回っていたのですが、5か月連続減少は免れました。 12月に82,562人生まれていたら100万人割れを回避…

保育所について

保育所の不足が問題になっています。保育料が安いと保育所への需要が無限に増える、混雑緩和のためには保育料を上げればいいという意見があるようです。一理はあると思いますが、誤解もあるような気がします。 そもそも、保育所を利用する年齢、小学校入学前…

10月も出生数は減少

「7、8月に続いて9月も出生数は減少」の続きです。10月分が発表されました。前年同月比2,813人、3.2%の大幅減少です。7月から4か月連続の減少です。 10月までの過去1年間では1,007,409人です。11月、12月とも10月のような…

7、8月に続いて9月も出生数は減少

9月分が発表されました。「8月も出生数は減少」でしたが、9月も前年同月に比べて減少、それも3,953人、4.4%の大幅減少です。 9月までの過去1年間では1,010,225人です。2014年分を上回るか、目が離せません。 出生数(人)年出生…

8月も出生数は減少

「7月は出生数が減少」に引き続き、8月も出生数が減ってしまいました。 8月までの過去1年間では1,014,178人です。2014年分を上回るか、目が離せません。 出生数(人)年出生数2010年1,071,3042011年1,050,80620…

気がかりな数字

「7月は出生数が減少」では、7か月間続いていた出生数の増加が途切れたことを書きましたが、生まれた子が生き延びるかどうかも、問題です。社会的な影響を考える前に、子をなくすということはつらいことでしょう。社会全体で子の命を守ることに、日本は大…

7月は出生数が減少

7月分が発表になりました。「6月も出生数は増加」に続いて、7月も増加となってほしかったのですが、残念ながら、前年の7月に比べると819人の減少です。7か月続いた増加が止まりました。 7月までの過去1年間では1,014,921人です。その前の…

6月も出生数は増加

「5月も出生数は増加」について 6月分が発表になりました。 6月も出生は前年同月を上回りました。これで7か月連続です。5月は増加数が372人と4月に比べてずいぶん減って、心配していたのですが、6月は1,576人の増加と回復しました。過去1年…

5月も出生数は増加

5月分が発表されました。 「4月も出生数は増加」していたのですが、5月も出生は前年同月を上回りました。これで6か月連続です。ただし増加数は372人と4月に比べてずいぶん減りました。過去1年間では1,14,164人です。2014年よりは多いん…

4月も出生数は増加

厚生労働省が厚生労働省が人口動態統計の2015年4月分概数を発表しました。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2015/04.html 出生は82,858人で、前年同月を4,414人も上回っています。これで5か月連続で前年同月を超えて…

3月も出生は増加

厚生労働省が人口動態統計の2015年3月分概数を発表しました。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2015/03.html 出生は82,287人で、前年同月を2,918人上回っています。これで4か月連続で前年同月を超えています。 出生…

今年の出生数は100万人を割るか?

厚生労働省が人口動態統計の2015年2月分概数を発表しました。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2015/02.html 出生数は年々減ってきています。2014年には、1,003,532人にまで減りました。子どもを産むような年齢の女…

日本人の出生

厚生労働省が、人口統計を発表しました。 下の表は日本人の出生を示しています。 日本人の出生(人、%)月2013年2014年増加数増加率1月82,17379,840△2,333△2.82月77,02773,977△3,050△4.03月82,53…

少産化は止まったのか、反転するのか?

「晩産化と少子化」で、次のように書きました。 その意味で私が注目しているのは昭和55年生まれ、30歳の女性です。0.65人生んでいます。5年年上の昭和50年生まれの女性は30歳で0.68人、35歳で1.14人産んでいました。昭和55年生まれ…

専業主婦の老後と年金

「年老いて、子供がいない女性」で、子供のいない女性が増えていることを書きました。子どもがいないと老後のために働いて貯蓄をしておく必要があるでしょう。でも、皆が働いているとは限りません。専業主婦もいます。 「厚生労働省第5回中高年者縦断調査(…

年老いて、子供がいない女性

「子供の生み方は変化しているのか?」で書いた「深刻な事態」はここを見ると分かります。 「平成22年度「出生に関する統計」の概況」の「図6」です。 この図は、女性が何歳で初めての子を産むかを表したものです。49歳以降、初めての子を産むというのは…

子供の生み方は変化しているのか?

「晩産化と少子化」の続きです。 さて、女性の子供の産み方はどう変わってきているのか、さらに減っていくのか、横ばいか、あるいは増えていくのか、どうなるのでしょう。将来のことはわからないのですが、最近の事情は分かります。 このページ(↓)の表の2…

晩産化と少子化

「結婚期間と第一子誕生」の続きです。 結婚の時期や結婚してから第一子出産までの期間の変化は、一人の女性が一生の間に産む子供の数や時期にどのような影響をもたらしたのでしょうか。 このページ(↓)の図5を見てください。 http://www.mhlw.go.jp/touke…

続 何月生まれが一番多い?

「何月生まれが一番多い?」は、人気エントリーで、多くの方に読んでいただいています。データが2006年まででしたので、その後のデータを。 データは日本で生まれた日本人です。 出生(人)2007年前年比2008年前年比2009年前年比1月88,…

何月生まれが一番多い?

「生年月日が同じ人は、何人いるの?」にシーラカンスさんからこういうコメントをもらいました。 そういえば子供を保育所に入れてみたところ、同じクラスで見渡すと年度始めに産んでいる人が割合多かったので、「ひょっとして誕生月によって結構バラつきがあ…