「
家計消費指数(17年4月)」は、二人以上世帯でしたが、これに単身世帯を加えた総世帯もあります。概念的にはカバーする範囲はこちらの方が広いのです。.また単身世帯は増える傾向にあります。
が、単身世帯の調査は難しいこともあり、精度はどうでしょうか。ともあれ数字です。
家計消費指数総世帯(対前年同月比%)期間 | 総世帯名目 | 総世帯実質 | 勤労者世帯名目 | 勤労者世帯実質 |
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11年 | △2.7 | △2.4 | △3.2 | △2.9 |
12年 | 0.6 | 0.7 | 1.3 | 1.3 |
13年 | 1.8 | 1.2 | 1.3 | 0.7 |
14年 | △0.4 | △3.7 | △0.6 | △3.8 |
15年 | △2.6 | △3.5 | △2.0 | △2.9 |
16年1-3月 | △3.5 | △3.5 | △4.7 | △4.6 |
4-6月 | △2.7 | △2.3 | △3.9 | △3.5 |
7-9月 | △3.0 | △2.5 | △3.7 | △3.2 |
10-12月 | △0.9 | △1.3 | △1.4 | △1.8 |
17年1-3月 | △0.4 | △0.9 | 0.9 | 0.4 |
これで見ると、1-3月期は勤労者世帯で前年同期比プラスになっています。前年同期が大幅なマイナスであったのの反動もあるでしょう。
あり得るストーリーとして、景気の回復、若い人の就職好調、生活安定、親から独立、親世帯の消費は減り、tン新世帯の消費が増えるというものがあります。この統計だけでは実態は分かりません。
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