「
家計消費指数(17年4月)」とは違って、家計消費指数の5月分は改善です。4-6月期はどうなったのか気になります。4月の落ち込みが大きかったので、横ばいやマイナスという可能性もあります。
なお、これは一世帯当たりの消費の動きです。マクロで見た場合や一人当たりの消費の動きとは差があります。
基本的な傾向として、一世帯当たりの人数は減る傾向にあり、世帯数は増加する傾向にあります。
マクロで見れば、この数字に世帯数の増加率を加える必要がありますし、一人あたりを見るときには人員の減少率を加える(1%減っていれば1%加えるという意味です。)必要があります。どちらの数字もここで示している数字よりは良くなります。
家計消費指数二人以上世帯(対前年同月比%)期間 | 全世帯名目 | 全世帯実質 | 勤労者世帯名目 | 勤労者世帯実質 |
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11年 | △3.1 | △2.9 | △3.5 | △3.2 |
12年 | 1.4 | 1.5 | 2.2 | 2.2 |
13年 | 1.9 | 1.3 | 1.8 | 1.2 |
14年 | △0.3 | △3.5 | △0.6 | △3.9 |
15年 | △2.7 | △3.8 | △2.8 | △3.2 |
16年1-3月 | △2.8 | △2.8 | △2.5 | △2.5 |
4-6月 | △1.6 | △1.2 | △1.4 | △1.0 |
7-9月 | △2.7 | △2.2 | △3.1 | △2.6 |
10-12月 | △2.7 | △2.2 | △0.3 | △0.7 |
17年1-3月 | △0.8 | △1.3 | 0.7 | 0.2 |
4月 | 0.1 | △0.5 | △1.5 | △2.0 |
5月 | 1.4 | 1.0 | 1.7 | 1.0 |
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