5月の勤労者家計の雇用環境見通し

4月の勤労者家計の雇用環境見通し」に引き続き前年同期に比べて改善しています。しかし、改善幅は4月より小さくなりました。 なお、4月から勤労者世帯を正規雇用非正規雇用に分けたものが発表されていますが、正規雇用は前年5月の44.8から3.5改善し48.3に、非正規雇用は41,5から4.8改善し46.3になっています。非正規雇用の方が改善幅が大きいですが、サンプルサイズが小さいと思われますので、どの程度の確度を持ってそう言えるかよく分かりません。 何回も書いていますが、雇用そのものの改善は続いていましたので、それが実感されるようになったのか、人手不足が盛んに報道されるようになって、意識が変わったのか、その辺りは依然としてよく分かりません。 この調査の仕組みや意味については「雇用不安を払拭せよ」をお読みください。 雇用環境(勤労者)
2014年2015年2016年2017年
1月49.745.045.346.81.5
2月47.346.042.446.33.9
3月46.547.944.848.03.2
4月45.948.743.748.24.5
5月47.548.144.047.83.8
6月48.648.344.4△3.9
7月49.245.843.1△2.7
8月47.946.645.2△1.4
9月46.544.945.60.7
10月44.744.744.6△0.1
11月43.145.442.6△2.8
12月43.645.445.90.5
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