前年に比べ悪化しています。もっとも前年の7月の数字が実態より良く出ていた可能性はあります。2歳だけですと、どうしても数字のブレが大きくなります。
正社員の数(万人)月 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 差 |
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1月 | 44 | 48 | 49 | 1 |
2月 | 44 | 49 | 49 | 0 |
3月 | 45 | 54 | 54 | 0 |
4月 | 60 | 59 | 63 | 4 |
5月 | 59 | 58 | 59 | 1 |
6月 | 53 | 55 | 63 | 8 |
7月 | 52 | 57 | 54 | △3 |
8月 | 54 | 53 | - | △1 |
9月 | 53 | 56 | - | 3 |
10月 | 51 | 54 | - | 3 |
11月 | 53 | 51 | - | △2 |
12月 | 55 | 53 | - | △2 |
人口に占める正社員の割合(%)月 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 差 |
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1月 | 17.7 | 17.9 | 18.8 | 0.9 |
2月 | 17.9 | 18.5 | 19.7 | 1.2 |
3月 | 18.1 | 20.8 | 21.6 | 0.8 |
4月 | 23.1 | 23.2 | 23.7 | 0.5 |
5月 | 22.9 | 22.6 | 22.5 | △0.3 |
6月 | 20.5 | 20.8 | 24.1 | 3.3 |
7月 | 20.2 | 22.0 | 21.2 | △0.8 |
8月 | 20.8 | 20.2 | - | △0.7 |
9月 | 21.0 | 20.9 | - | △0.1 |
10月 | 20.2 | 21.1 | - | 0.9 |
11月 | 20.3 | 19.9 | - | △0.4 |
12月 | 20.6 | 19.9 | - | △0.7 |
(注)2014年、15年を見る限り、この率は季節的に変動するようです。学卒者が採用される年度初めの4月が一番高くそれ以降下がる傾向にあります。下げ幅は22歳から24会に比べると小さく、2014年の4月と2015年の3月を比べると2.3ポイントの低下、2015年の4月と2016年の3月を比べると1.6ポイントの低下です。
労働市場がタイトになると、下げ幅が小さくなるようです。
パート、アルバイトは72万人で10万人増加しています。通学の傍ら仕事をしている人は52万人で11万人増えています。通学だけしている人は98万人で12万人減っています。
労働市場の改善により通学傍ら仕事をすることのアドバンテージが大きくなったたので、通学から通学+仕事に切り替えたということでしょう。学業に影響しなければいいのですが。
なお、別に人口が増えているわけではありません。255万人で前年の7月より4万人減っています。
労働力人口は146万人で前年同月比5万人増加し、就業者は138万人でやはり、5万人増加しています。
労働力率は急上昇しています。
労働力率は57.3%で2.9%ポイント上昇です。就業率も同じように51.4%から54.1%に2.7ポイントも上昇しています。「
20/21歳正社員も60万人回復、まだ労働供給には余裕がある」でも書きましたが、働き口が増えた分だけ働く人が増えたのです。人口が減り、
労働力人口が増えていますから、この層は仕事さえあれば
労働市場に戻ってきて働き始めるのです。労働供給に制約があるわけではありません。
完全失業者は、8万人で1万人増加、率は5.5%で0.5%ポイント上昇です。
完全雇用ではありません。
なお、通学の傍ら働いている人は52万人、働かずに通学している人は98万人です。正社員と合計すると204万人で人口の80%です。これだけは人的資本の蓄積が進んでいるといっていいでしょう。
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