統計

家計消費指数(17年4月)

家計消費指数の動きです。とりあえず。世帯当たりの消費の指数で、人数調整はされていません。 4月は全世帯(勤労者世帯を含む)の名目がプラスになりました。その反面、勤労者世帯がマイナスに転じています。 家計消費指数二人以上世帯(対前年同月比%)…

販売側からみた消費 昨年との比較5月 乗用車

「販売側からみた消費 昨年との比較 4月外食 」に続いて5月です。 乗用車は5月も好調です。軽自動車は前年の反動もあります。一昨年をわずかに下回る水準です。家計調査ではどう出るでしょうか。家庭用ガスの4月も追加しました。 四輪乗用車の販売台数の…

5月の勤労者家計の雇用環境見通し

「4月の勤労者家計の雇用環境見通し」に引き続き前年同期に比べて改善しています。しかし、改善幅は4月より小さくなりました。 なお、4月から勤労者世帯を正規雇用と非正規雇用に分けたものが発表されていますが、正規雇用は前年5月の44.8から3.5改…

販売側からみた消費 昨年との比較 4月外食

「販売側からみた消費 昨年との比較4月 」の白物家電に続いて、外食が公表されました。全体では4.7%増と3月に引き続き好調です。2016年の11月から2017年の2月まで続いた低迷を脱したようです。 これらも含めて4月の消費は耐久消費財がよく…

販売側からみた消費 昨年との比較4月

「販売側からみた消費 昨年との比較4月 コンビニ」の続きですが、今回から日本電機工業会の民生用電気機器、いわゆる白物家電を追加しました。2.2%増と堅調の様です。暑いせいかクーラーが売れています。 これも含めて4月の消費は耐久消費財がよく売れ、一…

販売側からみた消費 昨年との比較4月 コンビニ

「販売側からみた消費 昨年との比較4月 乗用車」に続いて、コンビニです。 3月の既存店売り上げ横ばいでしたが、4月は0.3%とわずかですが増加でした。1月、2月と比べても、わずかによくなっているようです。 小売店の販売額の変化 前年同月比(%)…

4月の勤労者家計の雇用環境見通し

「3月の勤労者家計の雇用環境見通し」に引き続き、改善しています。 何回も書いていますが、雇用そのものの改善は続いていましたので、それが実感されるようになったのか、人手不足が盛んに報道されるようになって、意識が変わったのか、その辺りは依然とし…

販売側からみた消費 昨年との比較4月 乗用車

「販売側からみた消費 昨年との比較3月 チェーンストア」の続きです。乗用車の販売は4月も好調と言えそうです。軽乗用車は燃費の不正の影響があった前年4月の反動があります。 四輪乗用車の販売台数の変化 前年同月比(%)月普通車小型車軽四輪16年4月1…

販売側からみた消費 昨年との比較3月 チェーンストア

「販売側からみた消費 昨年との比較3月 小売店」の最後でチェーンストアです。 3月の小売店売り上げは百貨店、チェーンストアはマイナス、コンビニは横ばいとなっています。うるう年の翌年ということで2月を無視すると、1月と同じようなものと言えそうで…

販売側からみた消費 昨年との比較3月 小売店

「販売側からみた消費 昨年との比較3月 乗用車」に続いて小売店です。百貨店は、わずかに前年同月に届きませんでした。 3月の小売店売り上げは百貨店はマイナス、コンビニは横ばいとなっています。どちらも2月よりはいいとは言えますが。 小売店の販売額…

3月の勤労者家計の雇用環境見通し

「2月の勤労者家計の雇用環境見通し」からさらに改善されました。 前回も書きましたが、雇用そのものの改善は続いていましたので、それが実感されるようになったのか、人手不足が盛んに報道されるようになって、意識が変わったのか、その辺りは依然としてよ…

販売側からみた消費 昨年との比較3月 乗用車

「販売側からみた消費 昨年との比較2月 外食」の続きで、3月の乗用車です。普通車、小型車、軽乗用車の順に伸び率が高く、好調です。軽乗用車もようやく前年同月比横ばいになりました。家計の消費にも春が来たようです。 四輪乗用車の販売台数の変化 前年…

販売側からみた消費 昨年との比較2月 外食

「販売側からみた消費 昨年との比較2月 小売店」で示したように小売店は前年比マイナスでしたが、外食は全体ではプラスです。昨年がうるう年だったことを考えると1.8%の増加はかなり高い伸びと考えていいと思われます。 外食店の販売額の変化 前年同月…

販売側からみた消費 昨年との比較2月 小売店

「販売側からみた消費 昨年との比較2月 乗用車」の続きで小売店です。 2月の小売店売り上げはすべて前年同月比マイナスとなっています。特殊要因があり前年がうるう年だったため月の日数が1日少なく(3.4%)、土曜日が1日減っています。日々の買い物…

販売側からみた消費 昨年との比較2月 乗用車

2月分です。 「販売側からみた消費 昨年との比較1月 百貨店、チェーンストア」では、「耐久消費財の代表である乗用車も販売もそれほど増えているわけではありませんが、前年比改善傾向にあるようです。ただ、軽自動車は不振です。」と書いていたのですが、…

当面の景気見通し

2016年10-12月期のGDP二次速報が公表された(http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/gaiyou_top.html)のを契機に当面の景気見通しをメモしておく。 消費と民間設備投資の堅調な増加を原動力として、景気はこれまで以上のペース…

2月の勤労者家計の雇用環境見通し

「1月の勤労者家計の雇用環境見通し」で「2016年12月に続いて、前年同月比改善しています。3年前の2014年ほどではないですが、良くなってきています。」と書きましたが、2月も前年同月比改善しています。これで3か月連続で改善です。2月の改善…

中途採用者の賃金上昇

賃金構造基本統計調査が発表されたので、少し中途採用者の賃金について。 この調査では性、年齢、学歴、勤続、産業、企業規模別の所定内給与が示されています。学校を卒業してから何年かたった年齢の勤続年数0年(1年未満という意味です。)の賃金は中途最…

販売側からみた消費 昨年との比較1月 百貨店、チェーンストア

需要側から見ると、「1月の勤労者家計の雇用環境見通し」で書いたように12月から雇用環境の見通しが前年比改善しており、これを背景に勤労者家計の消費は改善の傾向が見えてきたようだと考えていました。 「販売側からみた消費 昨年との比較1月 コンビニ」…

販売側からみた消費 昨年との比較1月 コンビニ

需要側から見ると、「1月の勤労者家計の雇用環境見通し」で書いたように12月から雇用環境の見通しが前年比改善しており、これを背景に勤労者家計の消費は改善の傾向が見えてきたようだと考えていました。「販売側からみた消費 昨年との比較1月 乗用車」のと…

QE一次速報

明日、QE(4版期のGDP)の一次速報が発表される予定である。 これを作るためには政府のリソースが投入されているのだが、果たしてそれに見合った成果、誰かの意思決定に役立つことがあるのだろうか? QEといえどもGDPの体系の中にあるのだから、一次統計を利…

販売側からみた消費 昨年との比較1月 乗用車

「販売側からみた消費 昨年との比較12月 スーパーマーケット」で、12月分は終わりで、今回から1月分です。 需要側から見ると、「1月の勤労者家計の雇用環境見通し」で書いたように12月から雇用環境の見通しが前年比改善しており、これを背景に勤労者家計の…

1月の勤労者家計の雇用環境見通し

「勤労者家計の雇用環境見通し好転」2107年1月分が発表されました。2016年12月に続いて、前年同月比改善しています。3年前の2014年ほどではないですが、良くなってきています。 雇用そのものの改善は続いていましたので、それが実感されるよ…

販売側からみた消費 昨年との比較12月 スーパーマーケット

「販売側からみた消費 昨年との比較12月 百貨店、コンビニ」に続いてチェーンストアです。店舗数調整後で2%減少です.。衣料品の落ち込みが大きかったようです。 小売店の販売額の変化 前年同月比(%)月百貨店チェーンストアコンビニ4月△3.8△0.7…

販売側からみた消費 昨年との比較12月 百貨店、コンビニ

「販売側からみた消費 昨年との比較12月 乗用車」の続きです。 百貨店とコンビニでの12月分の売り上げがが発表されました。なお12月は前年に比べ土曜日が1日増え、平日が1日減っています。百貨店は減っているものの減り方が小さくなり、コンビニは前月と…

勤労者家計の雇用環境見通し好転

12月の消費動向調査が発表されています。11月は、「勤労者家計の雇用環境見通し悪化」だったのですが、12月は好転していました。 なぜ、好転したかはよく分かりません。普段見聞きする周囲の人々の状況が良くなったのか、人手不足の報道が増えたせいか…

販売側からみた消費 昨年との比較12月 乗用車

「販売側からみた消費 昨年との比較11月 ガスと外食 」の続きで、12月分です。 耐久消費財の典型的なものである四輪乗用車の販売は好調です。 普通車が売れ、これまで売れてはいなかったもののそれほど増えてはいなかった小型車の販売が大幅に増え、売れ…

「2016年11月の家計調査、勤労者世帯」について

「2016年11月の家計調査、勤労者世帯」で書いた特殊要因ですが、候補がありました。 持ち家率が上昇しています。全国では前年同月の75.2%から2.4%アップして77.6%へ、人口5万人以上では74.7%から2.7%アップして77.4%になっています…

2016年11月の家計調査、勤労者世帯

「2016年10月の家計調査」について 10月のような5万人未満市町村で20%弱も消費が減るというような異常事態はなくなりました。しかし、可処分所得が増えているにもかかわらず消費が増えないという異常な事態が続いています。経済政策で可処分所得を増やす…

販売側からみた消費 昨年との比較11月 ガスと外食

「販売側からみた消費 昨年との比較11月 」に追加です。 都市ガスの販売量(家庭用)の変化 前年同月比(%)月家庭用都市ガス4月△2.35月△0.66月3.87月△7.18月0.49月△5.610月△8.311月5.712月- 外食店の販売額の変化 …