嘱託社員 その6

嘱託社員 その5」の続きです。 嘱託社員のうち、「同じ部署に働く正社員がいて」、「業務の専門性、責任、恒常性がすべて同じである」者の割合は37%です(表38)。この表は男女別、年齢別があるといいのですが。 そのような嘱託社員が、正社員と比較した賃金についてどのような意識を持っているか?表38です。
賃金に対する意識(%)
選択肢嘱託社員(参考)契約社員
適当と思う3225
低いが納得できる4017
低く納得できない1630
わからない23
「適当と思う」と「低いが納得できる」を合わせると7割を超えています。契約社員よりかなり高い数字です。賃金には納得しているようです。この率は、定年後の男性に限ればもっと高いような気がします。 嘱託社員という雇用形態は、特に定年後の再雇用であればまずまずのもののようです。今後高年齢者の雇用安定法の施行により、この形態の労働者は増えていくはずですが、その時どう変わっていくかが問題でしょう。 人気blogランキングでは「社会科学」の26位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング