25歳から34歳の男性の労働力率は2016年に上昇

労働力人口は4年連続増加中」に関連して、25歳から34歳男性の労働力率です。この率は人口に占める労働力人口の割合です。こちらも景気循環に対応して上下しています。 最も景気が底を打てばすぐに上昇する訳ではなく、しばらく低下を続け、回復がある程度続くと初めて上昇するようです。景気悪化についても同じで、やや遅れて反応しているようです。 2016年は94.8%で前年より0.3ポイント上昇しました。2016年の人口は698万人で、90年代の平均は97.0%ですので、ここまで回復するためには、あと15万人ほどが労働市場に出てくる必要があります。景気回復が続けばこれぐらいは出てくるような気がしています。まずは、2007年の95.5%を目指して政策運営をするべきでしょう。 25歳から34歳男性
労働力率前年差
1990~99年平均97.0
1994年97.0△0.2
1995年97.00.0
1996年97.40.4
1997年97.2△0.2
1998年96.7△0.5
1999年96.6△0.2
2000年96.60.1
2001年96.4△0.2
2002年95.7△0.7
2003年95.6△0.1
2004年95.4△0.2
2005年95.1△0.3
2006年95.40.3
2007年95.50.1
2008年95.4△0.1
2009年95.2△0.2
2010年95.1△0.1
2011年
2012年94.7
2013年94.70.0
2014年94.5△0.2
2015年94.50.0
2016年94.80.3
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