労働力人口は4年連続増加中

日本の労働力人口が減っているという、不思議な意見があるようです。将来の問題なら別ですが、現在は増えています。4年連続増加です。 過去の最高は1998年の6,793万人です。2016年は6,673万人なので1998年に比べれば減っているというのなら分かります。しかし、98年以降の最低は2012年の6,565万人で、これ以降増加傾向にあります。現在減っているというのは無理でしょう。 労働力人口(万人)
労働力人口前年差
1994年6,64530
1995年6,66621
1996年6,71145
1997年6,78776
1998年6,793
1999年6,779△14
2000年6,766△13
2001年6,752△14
2002年6,689△63
2003年6,666△23
2004年6,642△24
2005年6,651
2006年6,664
2007年6,68420
2008年6,674△10
2009年6,650△24
2010年6,632△18
2011年
2012年6,565
2013年6,59328
2014年6,60916
2015年6,62516
2016年6,67348
この表を見ると、人口の動きに制約は受けるものの景気の変動と同じように循環していることが分かります。リーマンショック前の2007年に戻るのにあと11万人です。なお、2017年の1月から5月までの平均は2016年の同じ時期を15万人上回っています。注目です。 人気blogランキングでは「社会科学」の5位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング