「
高学歴の女性はどこに住んでいるか?」に、
シーラカンスさんから質問があったので。
近畿2府5県と東京都の数字はこんな風になります。
高学歴女性の割合 | 1980年 | 1990年 | 2000年 |
---|
奈良県 | 7.3% | 15.3% | 30.8% |
兵庫県 | 6.3% | 12.9% | 26.9% |
京都府 | 7.0% | 12.9% | 26.7% |
大阪府 | 6.1% | 11.7% | 24.5% |
滋賀県 | 4.4% | 9.5% | 22.0% |
和歌山県 | 3.3% | 7.7% | 20.0% |
三重県 | 3.5% | 7.6% | 18.6% |
東京都 | 12.4% | 21.5% | 35.8% |
奈良県は一貫して近畿のトップを維持しています。2位争いで競っているのが、
京都府と
兵庫県。
大阪府は万年4位。
滋賀県も万年5位です。最下位を争うのが
三重県と
和歌山県です。東京都との差は、トップの
奈良県で10年ぐらいです。
しかし、どの府県も急速に率を上げてきています。女性の高学歴化はどんどん進んできましたので、この率も当分の間、上がり続けるでしょう。
奈良県が高いのは、ひょっとして「
この大学」があって、女性が大学に行くのを不思議としない風土があったからかもしれません。大阪のベッドタウンという性格もあり、高学歴の女性が移住してくるということもあると思いますが。
少しはなしが専門的になりますが、年や
都道府県によって年齢構成が違います。また、年齢が高いほど高学
歴女性の割合が低いのです。このため、単純に計算すると、高年齢者の割合が高い年や
都道府県ほど高学歴者の割合が低くなります。これを調整するために1990年の全国平均の年齢構成にそろえて計算をしています。
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