今度は19年3月卒業予定者の、高校生は3月末、それ以外は4月1日の状況です。
データはここです。
大学生など、
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/05/h0515-2.html
高校生
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/05/h0515-1.html
こんな結果でした。
就職希望者数など(万人)学校の種類 | 卒業予定者 | 就職希望者 | 就職・内定者 | 求人 |
---|
大学 | 53.2 | 37.0 | 35.7 |
前年同期 | | | |
前年最終 | 55.5 | 38.1 | 36.3 |
短大 | 9.3 | 6.9 | 6.5 |
前年同期 | | | |
前年最終 | 9.9 | 7.4 | 6.7 |
高専 | 1.0 | 0.7 | 0.6 |
前年同期 | | | |
前年最終 | 1.0 | 0.5 | 0.5 |
専修学校 | 28.1 | 25.2 | 23.6 |
前年同期 | | | |
前年最終 | 28.9 | 26.4 | 24.2 |
高校 | | 18.5 | 17.9 | 33.2 |
前年同期 | | | | |
前年最終 | | 18.2 | 17.4 | 29.3 |
計 | | 88.6 | 84.3 |
前年同期 | | | |
前年最終 | | 90.6 | 85.1 |
最終状況を見ると、就職希望者は、88.6万人で2万人の減少です。景気回復で就職希望の割合が高まった面もありますが、
少子化の進行に伴い卒業予定者が減った効果が大きかったようです。
内定の状況です。84.3万人。8千人の減少です。もっととりたい企業もあったでしょうが、採用基準をゆるめられなかったりしたのでしょう。内定率は95%です。昨年は94%でしたから1%ポイントは上がったことになります。
未内定者は4.3万人。でも、まだチャンスはあります。昨年は4.5万人でした。
「
若者の就職-19年3月卒 その6」でこんなことを書いたのですが、予想は外れました。
さて、「計」で最終結果を予想してみます。このままで、昨年と同じように推移すると、就職希望者は89.7万人、内定者は87.6万人、新年度までに内定を得られないのは2.1万人ということになりそうです。昨年は5.5万人ですからかなりの改善ではあります。もう少し、改善して欲しいと思うのは欲張りでしょうか?
果たして、この4万人台半ばは構造的に採用されない数なのか、あるいは景気が良くなればもっと減るのか、来年三月卒の動きを見なければなりません。
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