若者の就職-19年3月卒 その5

若者の就職-19年3月卒 その2-」の続きです。 今度は19年3月卒業予定者の、高校生は11月末、それ以外は12月1日の状況です。 データはここです。 大学生など、http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/01/h0112-3.html 高校生http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/01/h0112-2.html こんな結果でした。
就職希望者数など(万人)
学校の種類卒業予定者就職希望者就職・内定者求人
大学53.239.131.1
前年同期55.540.731.5
前年最終55.538.136.3
短大9.37.34.0
前年同期9.98.04.0
前年最終9.97.46.7
高専1.00.70.6
前年同期1.00.50.5
前年最終1.00.50.5
専修学校28.125.817.7
前年同期28.927.016.1
前年最終28.926.424.2
高校19.615.231.2
前年同期19.514.226.6
前年最終18.217.429.3
92.568.6
前年同期95.766.3
前年最終90.685.1
就職希望者です。これは、最初のうちは多く、採用・内定が進むにつれて減っていく傾向があります。2ヶ月前は93万9千人でしたが、今回は92万5千人です。前年の同じ時期に比べて3万2千人減っています。前年の最終は90万6千人でした。今年はどうなるでしょうか?これから昨年と同じように減ると87万4千人になります。 高校生だけは、少し傾向が違って、卒業予定者が減っているにもかかわらず、就職希望者は昨年の同期より1千人だけですが、増えています。求人が31万2千人と17.4%増えていますので、進学していたのが、就職に戻ってきたという格好です。昨年の最終就職希望者を1万4千人上回っています。 さて、内定の状況です。 大学生は、31万1千人で前年同期に比べ4千人減っています。希望者が1万6千人減っているのですから、当然といえば当然です。就職希望者の内まだ、内定を得ていないのは8万人です。前年同期は9万2千人でした。 短大は内定者の数は前年と同じですが、就職希望の半分が内定を得たところです。 専修学校は、17万7千人が内定を得ています。前年同期と比べ、希望者が1万2千人減っているのに内定者は1万6千人増えています。残っているのは8万1千人です。前年同期は10万9千人でしたから、2万8千人の減少です。 高校生は、希望者が1千人増えているだけなのに内定者は1万人増えています。 ここに載ってこない大学院などもありますが、この表の範囲で考えると、就職希望者は、合計92万5千人で、前年の最終就職者、85万1千人より7万4千人多い水準です。 内定の合計は68万6千人です。 前年同期は66万3千人で、最終までに18万8千人増えました。前年並みなら、今年の就職者は87万4千人になります。すると、同じように計算した就職希望者87万4千人と一致します。こうはならないと思いますが、相当良くなっていることは事実です。 人気blogランキングでは「社会科学」の29位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング