最初から一人が良いか、最後は一人が良いか?

男は女よりも多く生まれ、女よりも早死にする。まあ、こういうことだとは知っていたのですが。

こんなもの(厚生労働省の第1回中高年者縦断調査 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/chukou06/kekka1-1.html)を見ると、考えてしまいます。

55歳から59歳までの男女。

女性100人を取ると、配偶者がいるのは83人、いないのは16人。このうち離別、死別した女性は13人、配偶者を持ったことがないのは4人。

男性100人を取ると、配偶者がいるのは88人、いないのは12人。このうち離別、死別した男性は6人、配偶者を持ったことがないのも6人。

当たり前の結果ではあります。女性のほうが数が少ないのですから、そして結婚は1対1ですから、配偶者が最初からいない割合は、どうしても男性のほうが高くなります。

そして、「平成17年 簡易生命表」で分かるように男性のほうが早死にしますし、離別するときはやはり1対1ですから、配偶者はいたのだけれども、今はいないというのは、女性のほうが多くなります。

一度は配偶者を得られる可能性の高いが、配偶者に先立たれる可能性の高い女性が幸せなのか?配偶者を得られない可能性は高いが、その配偶者に先立たれる可能性は低い男性が幸せなのか?

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