若者の就職-18年3月卒最終-

「「若者の就職」について」について」の続きで、18年3月卒の最終版です。 今年3月卒の大学生などの就職希望者数、4月1日現在の内定者数など、http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0512-3.html 高校生の就職希望者数、求人数、内定者数などが発表されました。こちらは3月末日です。http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0512-2.html こんな結果でした。
就職希望者数など(万人)
学校の種類卒業予定者就職希望者就職(内定)者求人
大学55.538.136.3
前年(55.2)(36.7)(34.3)
短大9.97.46.7
前年(10.5)(8.1)(7.2)
高専1.00.50.5
前年(1.0)(0.6)(0.6)
専修学校28.926.424.2
前年(28.3)(25.0)(23.1)
高校18.217.429.3
前年(17.9)(16.9)(25.7)
90.685.1
前年(88.3)(82.1)
内定は進んでいて、2ヶ月前に比べると内定者は、9.6万人増えています。昨年の同じ期間と同じ数です。 就職希望者は2.1万人減っています。このうち1.7万人が大卒です。 内定者の合計は、85.1万人です。就職希望者が90.6万人ですから、未内定者は5.5万人です。 昨年の卒業時点での、内定者は82.1万人でした。http://takamasa.at.webry.info/200505/article_14.html、昨年に比べると内定者者数は3万人の増加です。 高卒に限ると、内定率は95.8%です。これに近い値は平成10年卒の96.2%でした。その後一挙に下がって、平成14年卒では89.7%間で落ち込んでいましたから、かなりの回復です。平成には行ってからでは平成2年3月卒と平成3年3月卒が一番高く99.2%でした。 労働市場は「売り手市場」に変わったと言われていますが、比較的就職しやすい学卒ですら、こういう状況です。景気がもっと長く続くようにしなければなりません。 大卒、短大卒、専修学校卒の未内定者の皆さんに一言。未だあきらめるのは早いです。 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0512-3.htmlの5ページから後に都道府県別の「就職面接会」の日程表があります。ほとんどは既卒者も参加可能です。 高卒未内定者と保護者の皆さんもあきらめないでください。http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0512-2.htmlの7ページの第6表を見てください。昨年の例では3月末で94.1%だった内定率が3ヶ月後の6月末には97.2%まで上がっています。まだ、機会はあります。 ここをクリック ↓お願いします。 人気blogランキング 人気blogランキングでは「社会科学」の31位でした。クリックありがとうございました。