障害者援護施設職員の気持ち その1

介護職員の気持ち」に続いて、援護施設職員の気持ちです。 データは厚生労働省社会福祉施設等調査(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/fukushi/04/kekka3-2.html)です。 (12月29日追記 リンク先のアドレスが間違っていたのを修正しました。すいませんでした。)
仕事を選んだ理由(%)
職種働きがいのある仕事能力・個性・資格を活かせる通勤が便利労働条件が良い
身体障害者更正援護施設
生活支援・指導員62.335.115.011.9
職業・作業指導員53.929.021.617.8
看護職員40.831.339.028.2
介護職員63.329.425.37.5
知的障害者援護施設
生活支援・指導員67.534.417.27.7
職業・作業指導員64.229.617.58.8
看護職員45.641.935.930.9
介護職員57.428.521.913.7
(参考)介護施設
介護職員64.636.836.410.4
どちらの施設でも、どの職種でもよく似た結果です。理由として4種類だけあげました。 例外があり、身体障害者更正援護施設の介護職員は、4位が「給与等の収入がよい」(7.9%)です。また、知的障害者援護施設の生活支援・指導員では、4位が「子供のときからの希望」(8.9%)です。 また、身体障害者更正援護施設の看護職員は、2位が「通勤が便利」、3位が「能力・個性・資格を活かせる」です。 これを除くと 一位 働きがいのある仕事だから 二位 能力・個性・資格を活かせる 三位 通勤が便利 四位 労働条件が良い です。「労働条件がよい」以外に「給与等の収入がよい」がありますので、この労働条件は給与を含みません。 総合施設長のブログ(http://blog.livedoor.jp/kyf2/archives/50305660.html)で知的障がい者施設の長谷川施設長さんが書かれているところによると、施設職員は、学生の目にやりがいのある仕事と映っているようです。確かにこの調査結果からは、やりがいがあるし、能力・個性・資格を活かせる仕事であると、職員も考えていることが分かります。これで、給与も良ければ言うことはないのですが。 次回は、職員の不満、悩み事について書く予定です。 人気blogランキングでは「社会科学」の18位でした。クリックしていただいた方、本当にありがとうございました。今日も↓是非クリックをお願いします。 人気blogランキング