障害者援護施設職員の気持ち その2

障害者援護施設職員の気持ち その1」の続きです。 まずは、データから。福祉施設職員の不満・悩み事です。複数回答です。
福祉施設職員の不満・悩み事
項目生活支援・指導員職業・作業指導員看護職員
給与等収入が低い31.132.632.2
有給休暇を取りにくい<年)37.728.227.0
業務の負担や責任が重すぎる25.216.640.3
自分の能力を伸ばすゆとりがない21.717.517.5
仕事の内容に展望が持てない2 0.916.719.5
特にない17.524.818.1
まず、「特にない」は、職業・作業指導員に多く、4人に1人はこうです。これに対し、看護職員、生活支援・指導員では5から6人に1人からしかいません。 特徴があるのは看護職員です。不満・悩み事のトップは「業務の負担や責任が重すぎる」です。4割がこう思っています。健康に直結している職種ですから、当然といって済ましていいのでしょうか? 3つの職種に共通して高いのが、「給与等収入が低い」と「有給休暇が取りにくい」です。お金と時間です。 やや、飲んだ意だと私が思うのは次の二つです。「自分の能力を伸ばすゆとりがない」、「仕事の内容に展望が持てない」。将来への希望が得られず、現状から前へ進めないと言う意識です。 「やりがいのある仕事」であるというだけで人材を確保し続けられるでしょうか? 「改革」の必要があるのではないでしょうか? 人気blogランキングでは「社会科学」の20位でした。クリックしていただいた方、本当にありがとうございました。今日も↓是非クリックをお願いします。 人気blogランキング