「
障害者援護施設職員の気持ち その1」の続きです。
まずは、データから。
福祉施設職員の不満・悩み事です。複数回答です。
福祉施設職員の不満・悩み事項目 | 生活支援・指導員 | 職業・作業指導員 | 看護職員 |
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給与等収入が低い | 31.1 | 32.6 | 32.2 |
有給休暇を取りにくい<年) | 37.7 | 28.2 | 27.0 |
業務の負担や責任が重すぎる | 25.2 | 16.6 | 40.3 |
自分の能力を伸ばすゆとりがない | 21.7 | 17.5 | 17.5 |
仕事の内容に展望が持てない | 2
0.9 | 16.7 | 19.5 |
特にない | 17.5 | 24.8 | 18.1 |
まず、「特にない」は、職業・作業指導員に多く、4人に1人はこうです。これに対し、看護職員、生活支援・指導員では5から6人に1人
からしかいません。
特徴があるのは看護職員です。不満・悩み事のトップは「業務の負担や責任が重すぎる」です。4割がこう思っています。健康に直結している職種ですから、当然といって済ましていいのでしょうか?
3つの職種に共通して高いのが、「給与等収入が低い」と「有給休暇が取りにくい」です。お金と時間です。
やや、飲んだ意だと私が思うのは次の二つです。「自分の能力を伸ばすゆとりがない」、「仕事の内容に展望が持てない」。将来への希望が得られず、現状から前へ進めないと言う意識です。
「やりがいのある仕事」であるというだけで人材を確保し続けられるでしょうか?
「改革」の必要があるのではないでしょうか?
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