パートタイム
労働市場はかなり逼迫してきますが、まだ、賃金を上げても労働投入を増やせないというところまでは来ていません。
次の表は半年ごとに労働投入の変化率、と言ってもこの表の範囲では減少はありませんが、と賃金率の変化率、そしてソンヒである弾力性を示したものです。
データは毎月勤労統計で、労働投入は常用労働者数×一人当たり月間平均総労働時間、賃金率は月当たり平均所定内給与÷同所定内労働時間です。変化は前年同期比です。
15年下期には投入が賃金率が1.6%上昇して労働投入も1.6%増えていました。16年も上期は大きな変化はありませんでしたが、下期には賃金率の上昇率は変わりなかったのに投入は1.2%の増加に留まりました。17年上半期になると、賃金率の上昇率はかなり高まり、逆に労働投入の増加率は小さくなっています。
しかし、まだ、賃金率を上げても労働投入を増やせないという段階には至っていません。後糸井気なのでしょうか?先のことは分かりません。
パートタイム労働の変化年期 | 労働投入の変化率(%) | 賃金率の変化率(%) | 労働投入の賃金率弾力性 |
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2011年上期 | 3.5 | 0.3 | 12.1 |
下期 | 3.1 | 0.5 | 6.4 |
12年上期 | 5.7 | 0.5 | 11.9 |
下期 | 3.2 | 0.8 | 4.0 |
13年上期 | 0.7 | 1.2 | 0.6 |
下期 | 1.7 | 1.2 | 1.8 |
14年上期 | 2.0 | 1.5 | 1.3 |
下期 | 0.0 | 1.5 | 0.0 |
15年上期 | 1.3 | 1.1 | 1.1 |
下期 | 1.6 | 1.6 | 1.0 |
16年上期 | 1.6 | 1.5 | 1.0 |
下期 | 1.2 | 1.5 | 0.8 |
17年上期 | 1.0 | 2.5 | 0.4 |
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