「
パートタイム労働市場の逼迫 卸売・小売業」の続きで、に続いて、宿泊・飲食サービス業です。
卸売・小売業と同様、人手不足と言われていますが、労働投入は順調に増えています。1時間当たり所定内給与も安定的に上昇し続けています。賃金率は上がっていますが、人が雇えなくなっているわけではありません。雇えていない企業は、他社が雇えているのに自社が雇えないのは何故か?を考えた方がいいと思います。
ただ、これまで
サービス残業させていたのができなくなったのが統計に表れているとしたら別ですが。
卸売・小売業とは違い労働投入が増えるときには、賃金率は上昇し、減るときには下がっています。相当流動的な市場のように思えます。
パートタイム労働の変化年期 | 労働投入の変化率(%) | 賃金率の変化率(%) | 労働投入の賃金率弾力性 |
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2011年上期 | △0.8 | △0.3 | 2.8 |
下期 | 1.9 | 1.1 | 1.7 |
12年上期 | 10.9 | 1.9 | 5.8 |
下期 | 6.5 | 0.3 | 20.4 |
13年上期 | 3.8 | 0.6 | 6.9 |
下期 | 3.5 | 1.9 | 1.8 |
14年上期 | 1.2 | 2.8 | 0.4 |
下期 | 2.4 | 1.1 | 2.3 |
15年上期 | 4.7 | 0.3 | 16.0 |
下期 | 4.7 | 1.1 | 4.3 |
16年上期 | 2.7 | 1.8 | 1.5 |
下期 | 2.6 | 1.8 | 1.4 |
17年上期 | 3.8 | 1.7 | 2.3 |
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