2004年に結婚した日本人女性は、689,510人いました。このうち初婚は585,218人、再婚は104,292人でした。女性でも意外に再婚が多いです。私の理解不足ですね。
さて、初婚女性と再婚女性では結婚のパターンに差があります。年齢の差もあるでしょうし、人を見る目も変わってくるでしょう。そうでもないでしょうか?
「
バツイチ日本人男性は、外国人女性に持てるのか?」に引き続き、結婚相手が日本人か外国人かを調べてみました。男性の場合には再婚では相手が外国人となる割合が、相当高かったのですが、女性ではどうでしょうか?
日本人女性の結婚相手(%)国 | 初婚 | 再婚 | オッズ | 合計 | 100 | 100 | 1 |
日本 | 98.8 | 98.3 | 0.99 |
外国計 | 1.2 | 1.7 | 1.51 |
韓国・朝鮮 | 0.3 | 0.4 | 1.32 |
中国 | 0.1 | 0.3 | 1.93 |
フィリピン | 0.0 | 0.0 | 2.70 |
タイ | 0.0 | 0.0 | 3.74 |
米国 | 0.2 | 0.2 | 1.00 |
英国 | 0.1 | 0.0 | 0.77 |
ブラジル | 0.0 | 0.0 | 1.01 |
ペルー | 0.0 | 0.0 | 1.91 |
その他 | 0.4 | 0.7 | 1.86 |
初婚では外国人は1.2%にすぎず、再婚でも1.7%に過ぎません。日本人の女性にとって日本人男性が選り取り見取りの存在なのか、外国人男性に対して日本人男性の魅力が圧倒的なのか、どちらでしょう?
日本人女性が外国人男性に好まれるという思考パターンですと、国際結婚というと日本人女性の方が男性より国際結婚の割合が高いように思われますが、実態は違います。
もちろん、これから
バツイチ日本人女性は、外国人男性が嫌いだなどとは言えません。女性の再婚者にも死別した方が含まれていますから。
さて、相手を見ると、初婚、再婚とも韓国・
朝鮮人男性がトップです。といっても初婚では0.3%、再婚でも0.4%です。
さて初婚の二位は、米国人男性で、0.2%です。再婚でも0.2%で、倍率は1.00です。再婚者にだけ好かれる言うことはありません。
初婚三位は、中国人男性で0.1%、再婚では0.3%。1.93倍です。
男性の相手に多かった東南アジア系はほとんどいません。
2004年の国際結婚の総数は、39,511件です。このうち日本人男性が30,907件、日本人女性が8,604件です。日本人男性の半数近くが再婚です。
男性の年齢別のデータがあると面白いと思うのですが、見あたりません。本当に中年以上の男性が外国人、それもアジア系の女性と結婚するケースが多いのかもしれません。
次回は、国際結婚と出産の関係を取り上げようかと思っています。
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