2015年1月になってもまだ男の労働者は余っている

1月の労働力調査結果から計算してみました。25歳から54歳、働き盛りの男性労働者は、まだ余っています。 1月の男性の年齢階級別就業率(%)
年齢1997年2009年2015年97年との差09年との差
25~34歳93.989.889.8△4.1
35~44歳95.893.093.0△2.8
45~54歳95.993.192.5△3.4△0.6
現在、25から34歳の男性は714万人、35から44歳は930万人、45から55歳は828万人と推定されていますので、97年の危機以前の状況にするためには、25から34歳で29万人、35から44歳で26万人、45から55歳で28万人、合計83万人の就業を増やす必要があります。「11月になってもまだ男の労働者は余っている」で書いた状態から改善していません。 働き盛りの男性の就業の場の確保は依然として重大な課題です。 人気blogランキングでは「社会科学」の11位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング