11月になってもまだ男の労働者は余っている

まだ男の労働者は余っている」に引き続き、11月の労働力調査結果から計算してみました。25歳から54歳、働き盛りの男性労働者は、まだ余っています。 11月の男性の年齢階級別就業率(%)
年齢1997年2008年2014年97年との差08年との差
25~34歳93.790.489.6△4.1△0.8
35~44歳95.793.893.3△2.4△0.5
45~54歳95.193.192.1△3.0△1.0
現在、25から34歳の男性は718万人、35から44歳は934万人、45から55歳は825万人と推定されていますので、97年の危機以前の状況にするためには、25から34歳で29万人、35から44歳で22万人、45から55歳で25万人、合計76万人の就業を増やす必要があります。 女性や高齢者の活躍促進を否定するものではありません。同様に、働き盛りの男性の活躍も促進されるべきだと思います。政策のバランスが取れていないのではないでしょうか? 人気blogランキングでは「社会科学」の8位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング