即日開票なんかしなくて良い

朝日新聞によると、高松市議会の自民党議員会の鎌田基志会長は「候補者本人や陣営にすれば早く開票結果を知りたい。支援者を待たせることもしたくない」と主張されているようで、これは、投票後、できるだけ早く開票作業を行い結果を確定させることが望ましいということでしょう。立候補者、支持者としてはそうだろうと思います。

しかし、国会議員であれ、県会議員であれ、市会議員であれ、選挙結果が出てから議員の任期が始まるまでには一定の期間があります。普通の国民、県民、市民の立場からいえば、野次馬的な観点を別とすれば、人気が始まるまでに当選者が分かっていればいいので、別に即日開票をする必要はありません。

夜8時に投票が終わってから数時間で結果を出すとなれば、人件費などの費用が掛かったり、正確性が失われたりします。

何も、そんなに急がなくてもいいのではないでしょうか?

費用をかけるのであれば、むしろ、投票率の引き上げに使うべきでしょう。民意の反映のためにはこちらのほうが重要です。投票所をたくさん作り、短い時間に歩いていけるところに投票所があるようにするほうが大事なのではないでしょうか。

ひょとしたらマスコミは困るのかもしれませんが。

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