派遣労働者の実態 その2

少し間があいてしまいましたが、「派遣労働者の実態 その1」の続きです。

派遣労働者実態調査では派遣労働者を就業させる理由を聞いています。3つまで選べるようになっています。答えは表5にまとめられています。http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/haken/04/kekka1.html

一位は、「欠員補充等必要な人員を迅速に確保できるため」で74%。

二位は、「一時的・季節的な業務量の変動に対処するため」で50%。

三位は、「専門性を生かした人材を活用するため」で、かなり減って28%。

四位は、「常用労働者数を抑制するため」で23%。

五位は、「雇用管理の負担が軽減されるため」で17%。

後は10%に足りません。

一位の「迅速に確保」したい人員というのはどんなタイプの労働者なのでしょうか?将来会社を担う中核的な労働者ではないことは確かなのですが。二位の一時的・季節的な業務量の変動に対処するために必要な労働者は、明らかに季節工、短期のアルバイトに類似したものでしょう。この一位と二位は、ある意味で似たタイプなのでしょう。

三位は、昔のタイプの派遣労働者でしょう。

四位と五位も似ている気がします。

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