リスク管理

CX800さんへのお答え

「「国の実質的な借金は減っている?」について」にCX800さんから頂いたコメントにお答えします。 >国の実質的な借金が無くなるように見えるのは、無制限の金融緩和を続けていられる間だけなのである。 というのは厳密には間違いだと思います。 日銀が国債…

「国の実質的な借金は減っている?」について

「国の実質的な借金は減っている?」は、非常に面白い考察であるが、いくつか同意できない点がある。私の誤解かもしれないので、コメント欄への書き込みとダブルところがあるが、私の考えを述べ、批判を仰ぎたい。 取引の流れとそれに伴う貸借対照表の変化を…

「二院制とリスク管理」について

厭債害債さんが「二院制とリスク管理」次のような提案をされています。 ワタクシなりの代替案は、どちらかというと貴族院型に近いのですが、「議会」ではなく純粋なチェック機関を設置するというものです。そのメンバーは一定の(かなり難しい)資格試験をパ…

「AIJ投資顧問の事件」について

「AIJ投資顧問の事件」を読んで考えてみました。 もし、自分が厚生年金基金の管理者、運用責任者になったら、どうしたらいいか? 「今回の投資顧問会社の関係者にそういう人々の影がうかがえない(これから出てくるかもしれませんが)以上、申し訳ないで…

「リスクフリー」とは何か?

「リスクフリーのない時代のリスクプレミアム」で厭債害債さんが次のように書かれている。 さまざまなファイナンスの教科書類においてもまだリスクフリーレートは国債利回りを使うと書かれているのが多いと思われる。 しかしながら現実には既に米国がS&P…