「
25歳から29歳の男性正規雇用率は上昇中」に続いて女性です。
女性の人口も減り続けています。わずか3年間で26万人も減っています。率で言うと8%くらいです。しかし、
労働市場への参加割合、
労働力率は男性が安定しているのとは違い上昇しています。80%を超えました。これが人口減の効果を一部打ち消して、
労働力人口は12万人しか減っていません。役員を除く雇用者の減少は6万人ですので雇用者になっている割合は上がっています。男性との大きな違いは正規の職員・従業員が減っていないことです。女性を正社員として雇用するということであれば、数という点ではそれほど大きな問題はありません。これに対して、非正規の人数は10万人、11%も減っています。好景気が続く限り、
非正規労働者が増えることはないでしょう。学生、生徒や主婦ではない若い女性を労働者を安い賃金で
非正規労働者として雇うことを前提にしたビジネスモデルは早めに転換したほうがいいでしょう。
25歳から29歳女の正規雇用(万人)年平均 | 人口 | 労働力 | 雇用者 | 正規 | 非正規 |
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2013年 | 338 | 267 | 244 | 151 | 94 |
2014年 | 329 | 261 | 241 | 149 | 92 |
2015年 | 319 | 256 | 236 | 149 | 88 |
2016年 | 312 | 255 | 235 | 151 | 84 |
正規労働者の割合は、対人口で3.7ポイント(男は2.6ポイント)、対
労働力人口で2.6ポイント(男は2.7ポイント)、対役員を除く雇用者で2.4ポイント(男は1.0ポイント)上昇しています。対雇用者では64.3%です。さらに上がると思われます。女性を非正規で雇い雇いたい会社は、現在、
労働市場に参加していない層を引き付けるような方法を考えるべきかもしれません。
25歳から29歳女の正規雇用率(%)年平均 | 労働力率 | 対人口 | 対労働力 | 対雇用 |
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2013年 | 79.0 | 44.7 | 56.6 | 61.9 |
2014年 | 79.3 | 45.3 | 57.1 | 61.8 |
2015年 | 80.3 | 46.7 | 58.2 | 63.1 |
2016年 | 81.7 | 48.4 | 59.2 | 64.3 |
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