ねんきん特別便 その7 若い人はいいな。
最近、ブログを読んでいると、「私の年金記録には問題がなかった」という方が増えています。
例えば、「「舛添さんからお手紙ついた♪」
じーっ・・・
間違うてるとこなし!
パーフェクトです
って、こんなもん間違われたら困ると思う一方で
間違いがないのは、実はすごいかも・・・と
思いました。
だいたい、うちのこと、なんでこんなによう知ってはるの!?
いつ成人して、どこに就職して、辞めて、結婚して
お金ちゃんと払ってて・・・。
こわーい
「「ねんきん特別便」 その3」で、紹介した皆さんと経歴はほとんど同じなのに、記録の正確さは大違いです。
まあ、当たり前なのです。
「「ねんきん特別便」 その5」で書いたように、年金特別便は、お年を召した順に送られることになっていて、発送の期限は10月までです。つまり、今、自宅に届いているのは若い方です。
1777年生まれ以降の方の年金番号は、基本的には基礎年金番号だけです。1982年4月生まれからは、完全に基礎年金番号だけになっています。この方々は、基礎年金番号世代なのですね。
この方々は転職したって、結婚したって、離婚したって、名前が変わったて、扶養に入ろうが、年金番号が二つになることはありません。
この世代が「間違いなし」が圧倒的な世代です。基礎年金番号の威力です。
「基礎年金番号導入の効果」の表のとおり、もともとこの世代には未統合の記録が少ないことが分かっていました。ですから間違いなしが増えるのも、当然といえば当然です。
制度は進歩するのですし、その利益を若い人が受けるのも当たり前ではありますが、
若い人はいいな。
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