「「っつーことで、「卒乳」の顛末」について」について

「っつーことで、「卒乳」の顛末」について」を読むと、皆さん、いろいろ工夫されているようで。 まあ、その前に授乳にも苦労されているのでしょう。さて、授乳というと、母乳か人工乳か混合乳かという選択肢があります。 これを決めるのは何か?お母さんの仕事が影響するのは当然でしょう。厚生労働省の21世紀出生児縦断調査(平成13年)の結果を見るとこうなっています。生後6ヶ月ぐらいの状況です。 母乳か人工乳か?(%)
仕事母乳のみ人工乳のみ混合乳
育児休業2571
無職2271
自営・家業2271
内職2073
パート・アルバイト1280
常勤85
「人工乳」は「初乳は与えた」を含んでいます。 常識的な結果といえるでしょう。お母さんが赤ちゃんと一緒にいられる状態であるほど、「母乳のみ」の割合が高まります。 意外だったのは、「母乳のみ」の割合が一番高かったのが「育児休業中」のお母さんだったことです。無職の人より高い割合です。育児休業中だと、「育児のために休みをもらっているのだから、母乳にしなければ」という意識が働くのでしょうか? 常勤で、「母乳のみ」が5%いたのは、やはり冷凍冷蔵庫の普及のおかげでしょうか? しかし、お母さんの仕事に差があってもそれほど大きなパターンの差はありません。お母さんの仕事は、母乳か人工乳かにそれほどの影響を与えていないのです。 じゃあどんな場合にも差がない、大同小異かというと、これが違うのですね。実は母乳、人工乳に決定的な影響を与える要因があるのです。さて皆さん、それは何でしょう。 (続く) ここをクリック、お願いします。 人気blogランキング 人気blogランキングでは「社会科学」では46位でした。