「
「っつーことで、「卒乳」の顛末」について」を読むと、皆さん、いろいろ工夫されているようで。
まあ、その前に授乳にも苦労されているのでしょう。さて、授乳というと、母乳か人工乳か混合乳かという選択肢があります。
これを決めるのは何か?お母さんの仕事が影響するのは当然でしょう。
厚生労働省の21世紀出生児縦断調査(平成13年)の結果を見るとこうなっています。生後6ヶ月ぐらいの状況です。
母乳か人工乳か?(%)仕事 | 母乳のみ | 人工乳のみ | 混合乳 |
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育児休業中 | 25 | 3 | 71 |
無職 | 22 | 6 | 71 |
自営・家業 | 22 | 6 | 71 |
内職 | 20 | 6 | 73 |
パート・アルバイト | 12 | 7 | 80 |
常勤 | 5 | 9 | 85 |
「人工乳」は「初乳は与えた」を含んでいます。
常識的な結果といえるでしょう。お母さんが赤ちゃんと一緒にいられる状態であるほど、「母乳のみ」の割合が高まります。
意外だったのは、「母乳のみ」の割合が一番高かったのが「
育児休業中」のお母さんだったことです。無職の人より高い割合です。
育児休業中だと、「育児のために休みをもらっているのだから、母乳にしなければ」という意識が働くのでしょうか?
常勤で、「母乳のみ」が5%いたのは、やはり冷凍冷蔵庫の普及のおかげでしょうか?
しかし、お母さんの仕事に差があってもそれほど大きなパターンの差はありません。お母さんの仕事は、母乳か人工乳かにそれほどの影響を与えていないのです。
じゃあどんな場合にも差がない、大同小異かというと、これが違うのですね。実は母乳、人工乳に決定的な影響を与える要因があるのです。さて皆さん、それは何でしょう。
(続く)
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