「「「オベリスクとエッフェル塔」について」について」について

「「オベリスクとエッフェル塔」について」について」に、またまた、hamachanさんからコメントをいただきました。堂々巡りではなく、一歩一歩、前進しています。

私の今の理解では、hamachanさんはこういう風に考えていらっしゃるようです。

まず、目標ですが、こういう制度を作ることです。一方で「健康で文化的な最低限度の生活」を保障しつつ、しかも、働いて稼いで暮らしを立てようという意欲を失わせないために、国民の負担を減らすために「メイク ワーク ペイ」となるような制度です。

その際の問題点として、最低賃金、失業保険、生活保護がバラバラに制度設計され、運用されていると、境界線上でモラルハザードが発生し「メイク ワーク ペイ」にならない。

(注1)このとき、「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されていると考えてられるのかどうかよく分かりません。たとえ保障されていてもモラルハザードが横行するような制度では、負担する国民の不満が大きくなり、また、負担も重くやはり国民の支持を得られなくなって、永続できないと、思われているのかもしれません。

(注2)私は、三つの制度に並んで、年金も加えたいと思います。所得保障の重要な制度ですから。

ついでですが、このあたりhamachanさんにご見解を聞きたいところです。

そこで対策ですが、これらの制度をあたかも一つの制度のように制度設計し、運用しなければならない。

このような対策をとる場合の留意点ですが、各々の固有の目標を貫徹した制度にはできなくなる。そういう意味で、個々の制度の純粋性は失われるが、それは我慢しなければならない。

hamachanさん、これでいいですか?

人気blogランキングでは「社会科学」の39位でした。今日も↓クリックをお願いします。

人気blogランキング