女性は高齢期にどう備えればいいのか? その3
「女性は高齢期にどう備えればいいのか? その2」にでは、夫に長生きしてもらうという戦術を考えました。
不幸にして、夫が先立つという可能性はあります。その時は、夫に頼るのがだめなら、子供ということになります。
全員が頼りになる子供でなくてもかまわないのです。誰か一人が頼りになればそれでよいとすると、子供は多い方が、少なくとも一人は頼りになる子供ができる可能性が高くなります。
子供の二人に一人は頼りになるとします。
一人目が頼りになる可能性は2分の1。
二人目が頼りになる可能性も2分の1。
三人目が頼りになる可能性も2分の1とします。
千人の女性が3人づつ子供を産んだとします。
すると一人目で頼りになる子供ができる女性は、500人。
残りは500人です。
この500人のうち二人目が頼りになるのが、250人。
ここまでで750人の女性が頼りになる子供を持つことができました。250人が、未だです。
250人のうち、三人目で頼りになる子供を得ることができるのは125人。ここまでの合計で875人です。
実際には頼りになる子供の割合はもっと高いと思います。また、一人一人は頼りにならなくても3人分担してということもあります。
まあ、社会保障制度がなかった時代には、親の面倒は子供が見るほかなかったわけで、昔に戻るとすれば子供に頼るということになるのでしょう。
しかし、子供ができないと言う方もいらっしゃいますし、3人生んでもだめだったということもあり得ます。その時は、自分で生きる、つまり働き続けるか、貯金をしておくか、あるいは年金に頼るかと言うことになります。
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