2016年8月の60歳から64歳正社員は141万人、3万人増加

8月分の内容に更新します。 人口が減る中で正社員数が増えています。 正社員の数(万人)
2014年2015年2016年
1月145149140
2月142147142△5
3月141142141△1
4月135131133
5月135140142
6月137137137
7月135134140
8月136138141
9月138142
10月137143
11月145151
12月149145△4
人口が減りつつ、正社員の人数が増えているのですから、人口に占める正社員の割合は前年同月の16.2%から17.4%に1.2ポイントも上がっています。 1年前との比較ではむらがあって分かりにくいかもしれません。2014年と2016年を比較すると大体1.5ポイントから2ポイント程度上昇しています。表では( )内に示しています。ポイント差は小さいのですが、元の数字が低いので割合としてはかなり高いです。 人口に占める正社員の割合(%)
2014年2015年2016年
1月15.417.016.8△0.2(1.4)
2月15.216.817.20.4(2.0)
3月15.216.317.10.8(1.9)
4月14.615.116.21.1(1.6)
5月14.716.217.31.1(1.6)
6月15.015.916.70.8(1.7)
7月14.915.617.21.6(2.3)
8月15.016.217.41.2(2.4)
9月15.416.71.3
10月15.416.91.5
11月16.318.01.7
12月16.917.30.4
人口は41万人減って812万人です。労働力人口も10万人減って542万人です。しかし、労働力率は64.7%から2.0ポイント上昇して66.7%です。就業者も9万人減って521万人です。しかし、やはり就業率は、2.1ポイント上昇して64.2%です。「2016年7月の60歳から64歳正社員は140万人、6万人増加」でも書きましたが、元の割合が低いので伸びしろまだあるような気がします。 非正規労働者は242万人で前年同月に比べ6万人減っています。このうちパートアルバイトは134万人で横ばいです。正規が増えて、非正規が減ったという状況です。 完全失業者は22万人から1万人減って21万人です。完全失業率は0.1ポイント低下して3.9%です。 非労働力人口は前年同月の300万人から30万人も減って270万人です。「家事」で16万人、「その他」で15万人減っています。人口減少の4分の3を非労働力人口の減少で補った形です。 人気blogランキングでは「社会科学」の11位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング