25歳から54歳の男性の7月の就業率は、まだリーマンショック前を少し下回っている。

労働力調査の7月分が発表されました。 7月の男性の年齢階級別就業率(%)
年齢1997年2008年2016年97年との差08 年との差
25~34歳94.090.290.4△3.60.2
35~44歳96.293.992.9△3.3△1.0
45~54歳95.793.193.5△2.20.4
7月の男性の人口と仕事の不足(万人)
年齢2016年の人口1997年2008年
25~34歳69725△1
35~44歳90030
45~54歳85519△3
25~54歳2,45274
6月には2008年を下回っていた25歳から34歳、45歳から54歳の就業率は7月には上回りました。とはいえ、1%に満たない値ですから誤差の範囲内でしょう。35歳から44歳の男性はもう少し間があります。 1997年の日本の金融危機前を目指すなら、さらに74万人分の仕事を確保する必要があります。率だと3.0%です。「25歳から54歳の男性の6月の就業率は、まだリーマンショック前を下回っている。」でも書きましたが、安定した完全雇用に達したとは言いにくい状況です。 人気blogランキングでは「社会科学」の12位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング