今こそ、祝杯を挙げよ。余計な仕事はするな。

パートタイム労働者の需給がひっ迫しているようで、「技能実習」制度の対象にしようとする動きがあると聞いた。コンビニの人手不足は、端的に言えば、「人手不足対策の空騒ぎ」で書いた低賃金労働者の不足だ。 対策を考えようとしている政府関係者には根本的な誤解があるのではないか? 低賃金労働者の不足は、対処すべき政策課題ではなく、達成すべき政策目標なのだ。 低賃金で働かなければならない労働者が減ってきているのだ。喜ぶべきだろう。都会に出て来ている学生達も時給が上がれば、アルバイトを減らして、勉強時間を増やせる。将来の日本のためにはいいことだ。低賃金立国を目指すのはやめたほうがいい。 ほっておけばいいのだ。新しい環境に適応するための対策を考えるのは経営者の仕事だ。 政策担当者が今なすべきことは、祝杯を挙げることだ。翌日、二日酔いでなければ、産業の高度化を図る方策を考えればいい。 人気blogランキングでは「社会科学」の15位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング