女性の平均寿命と６５歳の平均余命

「平均寿命と６５歳の平均余命」で、男性のものを示しましたので、今回は女性を。 平均寿命と平均余命

年	平均寿命	変化	変化率	平均余命	変化	変化率
１９６０	７０．１９	-	-	１４．１０	-	-
１９７０	７４．６６	４．４７	０．６４	１５．３４	１．２４	０．８８
１９８０	７８．７６	４．１０	０．５５	１７．６８	２．３４	１．５３
１９９０	８１．９０	３．１４	０．４０	２０．０３	２．３５	１．３３
２０００	８４．６０	２．７０	０．３３	２２．４２	２．３９	１．１９
２０１０	８６．３０	１．７０	０．２０	２３．８０	１．３８	０．６２

これを見ると、平均寿命と65歳平均余命の変化には次の点では共通しています。１　平均寿命も６５歳平均余命も伸び続けている。(男性と同じ) 両者には、次の様な差があることも分かります。１　平均寿命が延びるほどには６５歳平均余命は伸びていない。(男性と同じ) ２　伸び率は６５歳平均余命のほうが長い。(男性と同じ) ３　平均寿命の伸び幅は減り続けている。６５歳平均余命の伸び幅は安定していたが、ここ１０年間で急に下がっている。４　どちらの伸び率も下がってきている。(男性と同じ)６５歳平均余命の増加率はここ１０年は急に下がっている。平均余命が伸びてもなくなるまでの一人当たり支給額を変えず、負担を一定にするためには、荒っぽく計算すれば、過去２０年間の平均なら毎年０．９４％程度減らしていけばいいのです。もし、過去１０年間の動きが今後も変わらないなら０．６２％です。人気ｂｌogランキングでは「社会科学」の番外でした。今日も↓クリックをお願いします。人気blogランキング