集中取組期間の年金記録の統合実績

久しぶりに「年金記録の統合」問題です。

社会保険庁にある年金記録で、古い番号で記録されていて、基礎年金番号が分からず、統合されていないものがありました。これを未統合記録と呼んでいます。

2006年6月末で、5095万件の未統合記録がありました。

2010年度、2011年度を集中取組期間として取り組んできたのですが、記録の統合について実績が出ています。

2006年6月30日 5,095万件

2010年4月02日 3,671万件(2009年度末とほぼ同じと考えていいでしょう。)

2011年4月01日 3,526万件(2010年度末とほぼ同じと考えていいでしょう。)

2012年3月30日 3,460万件(2011年度末とほぼ同じと考えていいでしょう。)

集中取組期間前、45か月の統合件数は、1,424万件。月当たり31.6万件。

集中取組期間、24か月の統合件数は211万件。月当たり8.8万件でした。

集中取組期間前半の統合件数は、145万件。月当たり12.1万件。

後半は66万件。月当たり5.5万件でした。

統合されていない記録が減ると、統合件数も減っていくのはやむを得ないでしょう。それ以上に、統合が難しい記録が残っていると思われます。たとえばなくなってしまった方の記録などです。年金機構も必死で努力しているのでしょうが、だんだん打つ手もなくなってきているのではないでしょうか?

統合されていない記録があると思われる方は、自分が何もしなくても、年金機構のほうでちゃんとやってくれると思わずに、証拠になるものを用意して年金事務所に相談に行ったほうがいいと思います。

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