厚生労働省が2010年9月の「
人口動態統計の概数」を発表しました。
日本人の人口は、1月から9月までで85,831人減ってしまったようです。
それはさておき、今回は特別に夏期の
熱中症による死亡者数が発表されています。
夏期の熱中症による死亡者数(人)年 | 7月 | 8月 | 9月 | 7月から9月 | 年間計 |
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19年 | 52 | 718 | 72 | 842 | 904 |
20年 | 300 | 206 | 24 | 530 | 569 |
21年 | 81 | 89 | 17 | 187 | 236 |
22年 | 635 | 759 | 254 | 1,648 | |
注:平成19~21年は確定数、平成22年は概数である。
22年の夏の
熱中症による死亡者数は、1,648人です。19年から21年までの合計でも1,709人ですから、夏の3か月だけで、ほぼ3年分の死者が出たことになります。
熱中症というと、体温調節の機能の衰えたお年寄りやまだ自分では調整しきれない乳幼児、そして暑い場所で働いている人たちがかかることが多いのですが、去年の夏はお年寄りにはきつかったでしょう。
高齢化が進むと、
熱中症にかかる人数も増えていくでしょう。今年も大雪やら火山の噴火やら続いています。せめて今年の夏は、暑すぎず、涼しすぎない普通の夏になってほしいものです。2年続きにならないことを祈ります。
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