避難所と仮設住宅の間

地震で被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。

さて、妙なタイトルだと思われるかもしれません。

地震があると、住民はまず避難所へ、そして仮設住宅、最後に自宅再建なり、マンション、アパート住まいへというのが、代表的なコースです。これが固定観念になってしまっているような気がします。

これでいいのかなと思うのです。というのは仮設住宅の建設には1月くらいはかかります。すると避難所で、少なくとも1月過ごすことになります。しかし、避難所に当てられている体育館や公民館は本来人が長く住むための施設ではありません。どうしても無理がかかります。

こちら(http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/saigai/niigata_earthquake/step.html)を読ませていただきましたが、最初の「混乱期」が何とか耐えられる程度と考えていいような気がします。

まして、「避難所に思う」に書かれているように、「持病を持ってる人や障害のある人たち」には、長期間の避難所生活は大きな負担でしょう。

台風のような一過性のものなら、避難所だけでいいでしょう。しかし、地震は性格が違います。別な対策、別の考え方があるべきです。

地元を離れられない事情はあろうと思うのですが、交通が回復したときに一時的に災害弱者を、インフラの機能が損なわれていない地域に移動してもらい、ビジネスホテルでも旅館でも利用して、そこで仮設住宅の建設を待ってもらうということも考えていいのではないでしょうか?

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