国民の生活意識

一人暮らしのお年より増加」に続いて、平成17年国民生活基礎調査から、今度は、生活意識の状況です(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa05/2-5.html)。

平成15年のこの調査の結果を、「児童手当 その2」でご紹介したので、そのときとの比較もしてみます。(  )内の数値がが15年のものです(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa03/2-5.html)。

これによると、全世帯では、こうなっています。

  大変苦しい 23.0%(22.4%)

  苦しい    33.2%(31.5%)

  普通     39.0%(41.8%)

2年前に比べて、やや悪化しているようです。

しかし、児童のいる世帯では

  大変苦しい 23.9%(26.4%)

  苦しい    36.1%(36.4%)

  普通     36.2%(33.9%)

となっており、意外なことに、少し改善の傾向があるようです。

 

 一方、高齢者世帯では、やや悪化の傾向にあるようです。

  大変苦しい 20.9%(19.7%)

  苦しい    33.8%(27.9%)

  普通     40.1%(48.1%)

 2年前と同じく、児童のいる世帯の生活実感の方が、高齢者世帯よりも機微指呼と膠利はありませんが、その差は縮まっているようです。前回も書きましたが、客観的に見れば、また違う結果となる可能性はあります。

 

 児童のいる世帯への経済的な支援は、少なくとも、高齢者世帯への支援と同様かそれ以上の合理性があることに変わりはありません。

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