男の子の将来

総務省の人口推計で、16年11月の確定人口が発表されました。

http://www.stat.go.jp/data/jinsui/tsuki/index.htm

日本人の人口は、1億2,619万人。15年の最高値にようやく並びました。

それはそれとして、0歳から14歳の日本人人口を見ると、男の子900万人、女の子856万人。男の子の方が44万人多い。男の子のほうが5%位生まれやすいので、乳幼児死亡率が減ったときこうなるのは仕方がありません。

でも、そうはいってもこの子たちが大きくなると、男の子、というよりも青年ですね、があぶれることになります。本人の努力と素質によって個人の差はでるのでしょうが、全体としては相手がいない。若い女性が全員結婚しても、青年の5%はあぶれる、女性の10%が結婚しないと15%があぶれる。6人に一人ですから、相当高い確率です。

殺伐とした世の中にならないでしょうか。

外国人労働者を受け入れるよりも、結婚相手に門戸を開放した方が、いいような気がします。少し、過激かもしれませんが。

ちなみに現在の34-39歳は男性429万人、女性421万人、8万人しか差がありません。

しかし、救いはあります。

75歳以上を見ると、男性407万人、女性700万人。戦争で男性が死んだという特殊要因はありますが、平和なときでも女性の方が平均寿命が長いので、女性の方が高齢期には多くなります。

現在の死亡率を基にして考えると、10万人生まれた男の子のうち75歳まで生きるのは68,358人、女の子ならなんと93,010人です。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life03/hyo-m.html

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life03/hyo-w.html

これ、そう大きな差ではないと思われる方がいらしゃるかもしれませんが、亡くなる方で見ると、

男の子は31,642人、女の子は6,990人です。4倍以上の差です。

まあ、それはそれとして、当然、若いときと年をとったときの間で、バランスの取れるときも存在します。

男の子は、若いときはあぶれても、努力して、元気で長生きをすれば、高齢期には持てるという可能性が十分あります。

あまり、慰めにならないでしょうか・・・・・。

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