2016年9月の45歳から49歳正社員は461万人、30万人増加

9月の正社員は461万人で、30万人の増加です。 正社員の数(万人)
2014年2015年2016年
1月40741943617
2月40541843618
3月40541945031
4月40942345128
5月41642544217
6月41942244422
7月41042545025
8月40842245937
9月42143146130
10月42843810
11月42043313
12月42143413
また、人口に占める正社員の割合も49.9%で0.5ポイント上昇しています。8月と同じ上げ幅です。 人口に占める正社員の割合(%)
2014年2015年2016年
1月48.048.449.51.1
2月47.748.349.31.0
3月47.648.450.62.2
4月48.048.850.41.6
5月48.748.949.10.3
6月48.948.549.00.5
7月47.848.749.30.6
8月47.548.349.91.6
9月48.949.449.90.5
10月49.750.20.5
11月48.749.60.9
12月48.749.60.9
人口は51万人増えています。労働力人口は人口増加を上回る53万人増加で、809万人になりました。労働力率は1.0ポイント上昇して87.6%です。労働力の供給は減っているどころか急増しています。就業、雇用の場の確保が課題です。 幸い就業者はさらに大きく58万人も増えています。就業率は、1.7ポイント上昇の85.4%です。 雇用者は53万人増加して720万人です。雇用率は1.5ポイント上昇の77.9%です。 非正規労働者は221万人で前年同月に比べ25万人増えています。正規よりも増加率が高いので、雇用者の中では非正規化が進んでいます。 完全失業者は20万人で5万人減少し、完全失業率は0.8ポイント低下して2.5%です。 非労働力人口は3万人減って114万人です。 要するに人口が増えた以上に労働力人口が増え、就業者も、雇用者も増えています。 「2016年8月の45歳から49歳正社員は459万人、37万人増加」でも書きましたが、この年齢層の労働市場への参加率がどこまで上昇するのか注目です。完全失業率が下がり、3%を切っていますが、まだ、労働力率には上昇の余地がありそうです。労働市場の供給の限界が来たとは言えません。この年齢層で労働力率が1ポイント上がれば、9万人の労働力が生み出されます。完全失業率が低下したとはいえ、労働需要の拡大策を講じる必要があります。 人気blogランキングでは「社会科学」の8位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング