販売側からみた消費 昨年との比較7月 百貨店

販売側からみた消費 昨年との比較7月 自動車」の自動車に続き、百貨店の販売が出ました。とても判断に迷う数字です。 百貨店は0.1%減少です。ただ国内顧客に限れば0.6%増加です。ただ前年同月に比べて、土曜日、日曜日が1日ずつ増え、平日が二日減っています。 国内顧客に限った数字も提供してもらえるので助かります。販売側から見た統計の場合、通常、売った相手が個人なのか企業なのかは分かりません。買い手が家計であれば消費ですが、企業であれば中間投入か投資です。GDP統計の消費とは一致しませんし、家計の消費とも一致はしません。大体の動きを追えるだけです。販売した商店でも個人が買ったのか企業が買ったのか分からないことがあるはずです。百貨店は法人への売り上げン割合が高いだろうと想像しています。できれば個人への売り上げと法人への売り上げを分けて出してもらえると、消費の判断がしやすくなるのですが。無理な注文でしょうか? 小売店の販売額の変化 前年同月比(%)
百貨店チェーンストアコンビニ
4月△3.8△0.70.9
5月△5.1△1.3△0.3
6月△3.5△0.50.8
7月△0.1(0.6)
8月
9月
10月
11月
12月
耐久消費財の典型的なものである四輪乗用車は、普通車が売れ、小型車、軽が売れていないという状況です。全体としての売上高は増えているでしょう。ただ、6月まで見られた大幅な増減率の格差はなくなりました。 四輪乗用車の販売台数の変化 前年同月比(%)
普通車小型車軽四輪
4月15.22.1△9.1
5月16.7△1.8△23.4
6月15.7△7.9△19.4
7月3.5△4.5△6.3
8月
9月
10月
11月
12月
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